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外貨為替ネット取引 注文基本編

成行注文(なりゆき注文)
【取引レート】
画面に表示の「提示レート」で取引するポジションメイクの注文です。
下記の取引システムでは、たとえばUSD/JPY(米ドル円)の通貨ペアで「米ドル買い/円売り」の成行注文をする場合:
(1) USD/JPYのボックス内に表示の【新規】をクリック


(2) 「ストリーミング」を選択、取引量を入力し、【表示】をクリック
(3) 取引しようとする「通貨ペア」と「数量」を確認し、【同意】をクリック
(4) 現在の提示レートである【USD買い・90.25】をクリック = 「成行注文」完了、変更や取り消しができません。
(5) 「約定画面」が表示されます。


(*) 為替は24時間秒単位で取引されているために、常に取引レートは変動しています。そのために、注文をクリックするわずかな瞬間に提示レートが変更する場合もあります。
(*) 取引システムによっては、再提示されたレートで注文をやり直す場合もあります。

(*) 「Trader Range」を備えている取引システムでは、あらかじめ提示レートの変動を予期し、許容できる取引レート幅(たとえば、5pips)を入力しておくことで、スリッページに対応することができます。
指値注文(さしね注文)
取引しようとする通貨ペアの為替変動が特定のレベル到達し、そこから反転すると考えるとき、あらかじめそのレートとロット数を入力しておく注文。ただし、注文レートまで為替変動が届かず取引されなければ、約定することはなく、キャンセルをしない限りその注文は出されたまま(GTC=Good Till Cancel)のため、市場レートとかけ離れた注文の取り消しを忘れずに!


逆指値注文(ぎゃくさしね注文)
為替動向が下落トレンドで特定のレベル以下になったら「売る」、また上昇トレンドで特定のレベル以上になったら「買う」と、為替のトレンドがそのままの方向性を保つと考えるとき、あらかじめそのレートとロット数を入力しておく注文。スリッページが発生します。

テクニカル分析で、一定レベルを突き抜けたらそのままトレンドが一定幅で続くと推測するときに有効な注文。しかし、あくまで為替取引の知識と取引技法に熟知された方には取引手法の内の選択肢のひとつであり、一般の投資家には向いていません。単に取引システム上で可能になった取引注文に過ぎず、プロの為替ディーラーは行わない手法ですから。


成行注文
画面に表示の「提示レート」で保有するポジションを決済する注文です。

下記の取引システムでは、
(1) 【建玉管理】をクリック


(2) 決済しようとする保有する通貨ペアで、「発注数量」を入力
(3) 【ストリーミング】をクリック
(4) 取引しようとする「通貨ペア」と「数量」を確認し、【同意】をクリック
(5) 現在の提示レートである【USD売・101.02】をクリック = 「決済注文」完了、変更や取り消しができません。
(6) 【取引履歴】で取引内容をチェックします。





(*) 為替は24時間秒単位で取引されているために、常に取引レートは変動しています。そのために、注文をクリックするわずかな瞬間に提示レートが変更する場合もあります。
(*) 取引システムによっては、再提示されたレートで注文をやり直す場合もあります。







リミット注文
提示されている仕切値から保有ポジションに対し有利な特定レートで決済しようとするとき、あらかじめそのレートを入力しておく注文。買い持ちのポジションに設定するリミット注文は「売り」のリミット注文になります。



ストップ注文
提示されている仕切値から保有するポジションに対し不利な特定レートで決済しようとするとき、あらかじめそのレートとロット数を入力しておく注文。買い持ちのポジションに設定するストップ注文は「売り」のストップ注文になります。スリッページが発生します。ポジションメイクのあと、ポジションのリスク管理をする上で「ストップ注文」を設定しておくことは、為替取引の基本です。許容する損失のみで済みます。



システム取引ならではの注文に、逆指値注文やOCO注文、イフダン注文、Trailing Stop注文などがあります。これらの注文は、為替取引を熟知し、しかも十分にシステム取引を理解したトレーダーには、多彩な取引手法の内の選択肢のひとつであり、一般のトレーダーには不向きな注文であるとの認識も必要です。なぜならば、単に取引システム上で可能になった取引注文に過ぎず、プロの為替ディーラーは行わない手法ですから。

≪マージンカット≫
可能証拠金の残高が、ゼロまたはマイナスになった時点で、維持証拠金の残高維持のために、保有するすべてのポジションは、取引システムによって自動的に清算(マージンカット)されます。マージンカットの発生時ではスリッページが発生し、その損失分は維持証拠金から差し引かれます。

各種経済指標の発表後、週末や祝日明けでは、為替の取引レートが大きくかけ離れて取引されることもあります。その際にマージンカットが発生した場合では、損失分を維持証拠金でカバーできないこともあり、元本以上の損失が発生します。


≪スリッページ≫
約定レートと逆指値注文やストップ注文などで指定したレート、またやマージンカットの計算値との差を言います。インターバンク市場取引をはじめとする為替取引ルールのひとつで、市場で出合った次のベストレートで注文が執行されるためです。

週明けや各種経済指標発表直後など市場変動が大きいときには、大きなスリッページが起こることが推測されます。したがって、予想していなかったレートで約定する可能性もあります。


保有する取引通貨に差損が生じて、可能証拠金でカバーしきれないと強制決済(マージンカット)されます。あらかじめ許容したリスクを超えた資金以上の損金が発生する可能性は低下し、また追加証拠金が発生する可能性も低減します。スリッページが発生します。

*可能証拠金: 損失を補う証拠金。為替差益は加算されます(セミナーB参照)。
*マージンカット(強制決済):可能証拠金がゼロまたはマイナスになった場合、強制的に決済。
*証拠金や手数料額の設定は各社によって違い、運用効率などに影響します。