米国で 「ドルお断り」?


ユーロの存在感を実感するニューヨークの街中の様子を紹介した記事がありました。”YomiuriOnline” から一部抜粋すると ・・・
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「お支払いはユーロのみ受け取ります」
NYC・マンハッタンで、レジでユーロ払いを求める看板が目に留まる。ドル安・ユーロ高の流れが強まった昨年秋以降、「ユーロ歓迎」を打ち出す土産物店などが目立つ――。07年にNYCを訪れた外国人観光客は850万人、欧州を中心に前年より20%増えた――。
欧州マネーは地場の不動産相場も支えている。全米の不動産価格が下落する中、マンハッタンでは07年10~12月期のアパートの価格が前年比6.4%上昇。欧州などの外国人客は2割を占め、投資額は10年前の2倍増――。
一方、欧州では輸出品のドル換算の価格が上昇し、輸出関連企業の国際競争力が低下するなどの悪影響が広がっている。とりわけ、輸出主導で景気が拡大してきたドイツの痛手は大きい――。欧州では経済成長を背景に、ユーロ高批判は影を潜めていた。しかし、1ユーロ=1.6ドルの水準に迫り、「(ユーロ相場は)望ましくない方向に向かっている」と牽制する声も――。
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日本でもデパートや家電量販店は、中国で発行される「銀聯(ぎんれん)カード歓迎」と旅行客の取り込みに躍起 ・・・ そんな話も聞きますが、「強い通貨」とは、そういうものなんですネ。
さて、楽しみにしてる今朝の “日経ヴェリタス” には、私好みのトピックはなかったのですが、掲載される広告はタブロイド版の一面スペースものばかりであることに気付きました。・・・ 損保や不動産・証券会社などの広告が掲載される中で、外国為替証拠金取引会社の広告も ・・・ リスク説明する文面スペースは紙面の1/4~1/3が割かれ、その文字は広告文よりも大きく、ひときわ目立ちます! 確かに、「よく読んで、内容を十分に理解した上で」 取引してほしいですネ!

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[19日午後のBlog] ― 脱税額数億円などキーワードが効果を生む ―
“マスコミ効果” ってすごい! ・・・ 平城遷都1300年祭(2010年奈良県で開催) のマスコットキャラクター “せんとくん”(あの大仏様の頭に鹿の角が付いたキャラクター)の宣伝効果は15億円也! (YomiuriOnline) ・・・ TVニュースや新聞などで 「気持ち悪い」 と市民の “反発” が取り上げられたことで、嫌われたイメージキャラクターが、本来の役目である “平城遷都1300年祭” をちゃんと宣伝してる皮肉な結果に、広報担当者は苦笑いだそうです。
外国為替証拠金(FX)取引にしても、法整備が整っていなかった当時の顧客は、ほとんどがマニアかセミプロなど限られた投資家層のみ。 ところが、「低金利」 や 「円高」 などのキーワードが一般的になり、また会社経営者による証拠金の持ち逃げや流用が問題視されたり、個人投資家の税申告漏れによる脱税額数億円というニュースが話題になったことで、FX取引という金融商品もポピュラーになりつつある? ・・・ など、思わぬことでヒット商品が生まれたり、いい宣伝効果につながったりと、何が功を奏するか分からないものですネ!

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