要人発言に市場が引っかき回された日


昨日のマーケットと早朝からの猛暑に、午前中からグッタリという方も多いのでは!?
そもそも、10日のFRB議長と財務長官の下院議会証言が、翌11日の「ドル売り」を演出したのかな? ・・・ 「Fannie Mae(米連邦住宅抵当公社)とFreddie Mac(米連邦住宅貸付抵当公社)の国有化の可能性」(The New York Times) の報道がきっかけで、昨日は思惑の交錯に弄ばれてしまったマーケット? でしたネ。
日本時間の昼過ぎ、このニュースが電子版で伝わると、どう考えても不思議に思えたドル買いの動意 ・・・ 国有化になれば公社の株価下落は避けられず、また金融システムの不安再燃で金融株も買えない! ・・・ NY株式市場を予想すれば、「ドルに買いが入るのは “はてな” これは仕掛けか?」 と疑ってかかりたかったところ。
夜になると、中東情勢の地政学的懸念も加味されて、「原油の最高値更新」・「株価下落」・「”救済策を否定” と受け止められるポールソン財務長官の発言」・「米国の財政悪化を危惧」 ・・・ いい話は伝わらず、金融当局が望む「強いドル」とは裏腹に、自らドル売りのきっかけを創作してしまった要人発言 ・・・ 何とも皮肉でもあり、マーケットは非情ですね?
私はというと、たまたま相場の動意に当たり、Blog送信をタイムリーに数回クリックしてみたけど、そうしてる間に “Mine/Yours” のクリック・チャンスは逃しちゃいました(>_<)


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