朝方、ユーロ円は一時169.69円と最高値を更新。 ただ、目先170円台が視野に入っただけに、上値をめぐる攻防が見ものです。 こういう局面て、つい原油相場で初めて100ドルを付けにいった “記念買い” の個人投資家を思い出してしまいます。 高値掴みとなるか?　それとも先駆者になるか?　怖いようでいてワクワクものですよネ。
ところで、ドル全面安か? と思われたオセアニア市場では、タイミングよくポールソン米財務長官の 「政府系住宅金融機関2社の救済策」 の報道(*)が伝えられ、何とか踏ん張ってる感じのドル相場。 ドル買い戻しは限定的との見方もあり、こういう局面の東京市場ってボックスに入り込みがちで、弱いですよね?!
　　(*) 緊急記者会見の要旨 ： (NHK)
　　　　(1) 資金の貸し出し枠拡大
　　　　(2) 必要に応じて政府による株式の直接買取
資本不足に陥るのでは? という懸念解消に躍起の米国当局ですが、その債券を保有する世界中の金融機関の動きにも、今後注目です!

◇　◆　◇　◆　◇
[14日早朝のBlog]　―― 新聞休刊日の今朝… ――
今朝は新聞休刊日。何もすべての新聞が一斉に休まなくてもいいのに?
ところで、「サザンクロス」っていうことば、聞いたことあります?　外国為替証拠金取引する投資家の間で、「オージー（Aussie）とキウイ（Kiwi）のペア取引の愛称」として呼ばれてる（日経ヴェリタス）・・・ 私は耳にしたことなかったのですが、サザンクロス＝南十字星は、豪州とNZの国旗にも輝いているところから、そう呼ばれてる?
さて、今日あす、”BOJ政策委・金融政策決定会合”が開かれますね。 政策金利は0.5％に据え置くことで周知の事実?　それでも、4月の”展望リポート”（経済・物価情勢の展望）の中間評価はどうなるか? ・・・ 「景気について下振れ、物価については上振れのリスクを強調するとの見方が多い」（日経ヴェリタス）そうで、将来的な日銀の金融政策を占ううえで注目ですネ!