104円台と1.60台定着へ


米国住宅公社の関連債権保有残高問題がアジアに飛び火 ・・・ 国内3大銀行で4.7兆円、生保大手4社でも4兆円の保有。 台湾・中国の金融機関でも金融当局が情報開示に動き始めたことで、加権指数(台湾株)は4.5%の下げ、ハンセン指数(香港株)は年初来安値を割り込み、世界同時株安の様相。
外国為替市場は、夕方になって英6月CPIが前年比+3.8%と97年以降の最高水準となり、思いもかけなかった動意を示して、一時GBPUSD=2.0155ドルへ上昇。 USDJPYも104円台、EURUSDは1.60台に! (一時1.6040ドルと最高値更新) 人民元も、対ドルで一時6.8210元と05年7月の元切り上げ後の最高値更新。
今夜の米国指標とFRB議長の上院議会証言で大荒れか? それとも行って来い?
● 21:30 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 / 6月卸売物価指数 / 6月小売売上高
● 23:00 5月企業在庫
● バーナンキFRB議長が上院で半期議会証言 「金融政策について」
● サンフランシスコ連銀総裁講演
● 4-6月期決算 Intel、Johnson & Johnson
.。・+゜o+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+o゜+・。.
15日 TKY (17:00) 1ドル=105円40-45銭(105.35~106.28)。 1ユーロ=168円40-45銭。 1ユーロ=1.5975-80ドル(1.5882~1.5981)。 1ポンド=211円30-35銭。 日経平均株価終値: 255.60円↓の12,754円56銭と3カ月ぶりに1万3000円割れ。
● BOJは、金融政策決定会合で無担保コール翌日物金利の誘導目標を年0.50%に据え置き決定。 BOJホームページで、金融政策決定会合の結果を公表。 「当面の金融政策運営について」[PDF:132KB] ・・・ 展望レポートの中間評価で景気判断を下方修正、実質GDPの見通しも今年度+1.2%へ下方修正。

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[15日午前のBlog] 
―― 今夜のNY市場を主導するのはこれだ! ――
前日の米国財務省とFRBの住宅公社支援策発表も、株価は下落でドル軟調 ・・・ それでも「iPhone3G」の販売台数は3日間で100万台(日本を含む世界21カ国)・・・ APPLEの株価も前週末比1.30ドル↑(0.8%)と堅調、一時上げ幅は4%↑(Yahoo Finance: http://finance.yahoo.com/q?s=AAPL)。 昨年6月発売の初代iPhoneは74日かかっての100万台突破(NHK)。 日本でも快進撃となってるんですかね?
ところで、今夜注目されそうなのがGM(General Motors)の記者会見 ・・・ 「ガソリン高の影響で、消費者の大型車離れが加速するなか、リストラや経営改革案を発表」(NikkeiNet) と期待されてるようです。 すでに株価は時間外取引で終値(Yahoo Finance: http://finance.yahoo.com/q?s=GM)から水準を切り上げて推移し、GMの株価が今夜の株式・為替相場を主導するのかもよ?


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