「夏休みで家を1週間離れていたら100万円以上も失っていた」 ・ 「休みの間に為替は意外と動く ―― 07年8月13日～17日で（TKY17:00 1ドル=118.25-30円 ⇒ 同112.50-55円、一時111.60円） 6円以上も円高・ドル安が進み、8月14～17日の円高局面で個人の損失は推計で2000～3000億円にのぼった」（日経ヴェリタス） ・・・ そんな1年前の苦い出来事を、つい思い出してしまう時期になりましたネ。
「過去20年をみても、8月の東京外為市場の売買高は年平均に比べ5％ほど少ない。東京市場の取引の2～3割を占めるとされる個人の影響も無視できない」 ・・・ 今年の夏も、お盆休暇で海外や田舎へ帰省される方、ガソリンの高騰で近場の行楽地で出かける方も多いのでは ・・・ 同様に、企業も機関投資家からの注文も減って、薄商いのところへヘッジファンドなどの海外勢による仕掛けも予想できること。
しかも、「このところ欧州や豪州などでも金融不安や景気の下振れ懸念が広がり、円は主要通貨の中では買われやすい地合い――。対米ドル相場と比べて円安気味だった分、ユーロなどに対して円高が進むピッチが速まる可能性も?」 ・・・ ロングであってもショートであっても、お出かけ前には “ストップロス注文” の設定はお忘れなく!　個人投資家の学習効果が試されるかも?