半年前といえば…市場が楽しむ当局とのかけ引き


「“新聞” って面白い!」ってあらためて感じてます。 今日の日経朝刊一面に、デカデカと 「ドル防衛 秘密合意」 とメインタイトルを掲げ、サブタイトルで 「日米欧、3月の金融危機時」 ・ 「協調介入を準備」・・・スクープ? よく分かりませんが、足元の相場に影響を及ぼすような決して目新しくないトピックを、一面に持ってきたところに意外性を感じました。
00年9月以来、協調介入がない日米欧 ・・・ 今年3月といえば、JPモルガンがベアー・スターンズの買収を発表。 東京市場ではドル円は一時95.76と95年8月以来の95円台を付け、日経平均終値も終値で11,787円51銭と05年8月以来の安値水準に、GOLDは1toz=1000ドル突破、原油WTIは100ドル台で推移 ・・・ そして、財務局は外国為替証拠金取引会社へのモニタリングを再開していたころ。
半年前の出来事に 「何をいまさら」 とも思えたこの記事も、偶然だったのか? 事実ドル円が反転したことと秘密合意の関係を検証するきっかけにはなるのかも┐(-_- )┌。 また、当局による基軸通貨の危機管理に関するシナリオが明らかになったことで、ドル急落の抑止力にはなるのかもネ!? ただ、“市場” って当局との対決を楽しむところがあって、その時になれば再び両者の間で心理戦が勃発することだけは容易に推測できますが・・・(^_-)☆


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