法案否決の裏舞台


米下院による “金融安定化法案否決” の舞台裏には、任期切れ間近のブッシュ大統領の求心力低下と、「11月4日の下院議員(全員)改選もあって、議会の投票には党議拘束がないから “造反” と、議員たちは自分の選挙区のことで頭がいっぱい」(信毎/一部抜粋)という事情もあったですね。 どこの国でも選挙となると地元向けに振る舞う内向けの姿が見え隠れし、本来ならば政治問題化してる場合ではないのに、政治家という人たちは 「”時間” という資源を浪費し、解決が遅れると実態経済への影響が底知れなくなるという日本が経験した教訓」 をなかなか学べないですネ。
そして国内に目を移すと、”日銀短観” は大企業製造業でマイナス3ポイント(6月比8ポイント↓)と4期連続で悪化、景気判断がマイナスになったのは、03年6月の調査以来。大企業非製造業はプラス1ポイント(同月比9ポイント↓)・・・「世界的な景気の減速で輸出の伸びが鈍化、原材料価格も高止まりで日本経済の悪化を裏付けた」(NHK/一部抜粋) ・・・ 欧米だけでなく、これからは国内の実態経済にも注視してく必要がありますネ!
◇ 短観(要旨) : http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/yoshi/tk0809.htm
◇ 短観(9月概要)[PDF:174KB] : http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/gaiyo/tka0809.pdf



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