高水準なボラティリティー=変動大


先日、米国の株価急落を伝えるニュース番組のなかで、米国のニュースチャンネルの番組解説者が 「今の株式相場は “落ちるナイフ”」 とコメントしてました。 すなわち、「落ちるナイフを拾おうとする人は誰もいない」 ・・・ いや~あ、鋭い表現です! 座布団一枚! 
ところで、これまでの円相場と違って、「最近の “ボラティリティー” は10年ぶり高水準」 という記事をよく目にするようになりました。 ボラティリティー(volatility)=予想変動率ですが、「将来、どれほど上下に大きく変動するか? 水準が高いほど、相場が大きく変動すると予想 ―― 8日の予想変動率は前日比2.1ポイント増の24.9%と、98年10月20日に25%を付けて以来の高水準」(日経朝刊) ・・・ 毎営業日の “東京外国為替市況” が日銀ホームページ「外国為替市況(日次)」 で確認できます。
http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/fx_daily08/index.htm
ドル円・ユーロ円・ユーロドルのスポットレート(at9:00/17:00/レンジ)やドル円のフォワード・スプレッドも掲載されていて、データ収集に役立ちますよ! 
ドル円    8日                     9日
       スプレッド  年率  ボラティリティ
1 Month  d 0.552   6.39   24.9   ⇒   d 0.415   4.77   21.5
3 Month  d 1.363   5.15   19.1   ⇒   d 1.220   4.73   17.5
さて注目された東京市場 ・・・ 日経平均株価は、一時200円超上昇したものの、大引けは残念ながら6日続落しちゃいました。 円相場は昨日の円急騰の単なる戻し売り?



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