トリシェECB総裁、大スキ!


東京市場 ・・・ 株式市場は公的年金とみられる買いも入ったようですが、それでも日経平均株価は前日比228円安。 為替市場は、狭いレンジで方向感なく、今夜のイベント待ち状態。
前日、注目されたBOEとECBによる政策金利の引き下げも、予想通りの利下げ幅でスルーしたものの、トリシェECB総裁の 「追加利下げの可能性の示唆」 という “お告げ” が再び外国為替市場をかく乱させることに。 また、ユーロ圏09年の成長率予測が下方修正され、さらにインターバンク市場で運営される電子ブローキングに一時不具合も生じるオマケ付き。 わたし的には、マーケットを動かす “トリシェの発信力” が好きになっちゃいました。
NY株式市場は、GMの経営不安再燃やMoody’sによるBOAやWells Fargoの格付け見直し、JPMorgan Chaseをネガティブへ引き下げ発表もあって、NYダウ・ナスダック・S&P500の各市場で株価下落(>_<) … さらに今夜、2月の米雇用統計で予想以上に悪い数字が発表されれば、"株価続落 = ドル買い" 優勢の流れになっちゃいそう!?
各国ともに過去最低の政策金利水準になり、まるでスタートラインに並んだ様相。 金融・経済の回復へ向け、各国の連携はもとより、より効率性のある "政策" を争ってほしいものですネ。

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◆ 各国・地域の政策金利 ◆
日本 —————— 0.10%    ⇒ 0.10%
米国 —————— 0.00-0.25% ⇒ 0.00-0.25%
英国 —————— 2.00%    ⇒ 0.50%
欧州 —————— 2.50%    ⇒ 1.50%
豪国 —————— 4.25%    ⇒ 3.25%
カナダ —————- 1.50%    ⇒ 0.50%
スイス —————- 0.00-1.00% ⇒ 0.00-1.00%
ニュージーランド — 5.00%     ⇒ 3.50%
          (08年12月末)    (09年3月5日現在)
◇.。・+゜゜+・。 NYK/Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
     (5日17:00)  ⇒  (07:00)  ⇒  (11:40)
USDJPY = 99.60-62 ⇒  98.05-10 ⇒  98.10-15
EURJPY = 125.60-64 ⇒ 122.95-00 ⇒ 123.20-25
GBPJPY = 141.25-30 ⇒ 138.40-45 ⇒ 138.90-95
EURUSD = 1.2610-12 ⇒ 1.2535-40 ⇒ 1.2560-65
◇ 日経平均株価(11:00): 228.54↓3.07%の7,204.95円。 TOPIX: 16.45↓2.22%の725.10。
◇ ダウ工業株30種平均終値: 281.40↓4.09%(6,594.44)、97年4月以来の安値水準。 ナスダック: 54.15↓4.00%(1,299.59)、03年3月以来の1300割れ。 S&P500: 30.32↓4.25%(682.55)、96年9月以来の安値水準。


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