ちょっと嬉しいマネーの流入報道!


最近の為替相場では、「投資家のリスク回避姿勢が緩和 ⇒ ユーロ買い」、その反対の思惑では逃避通貨としてドルが買われる展開ですが、そのリスク許容度が “指数化” されてるって、ご存知でしたか?
ラズマッセン・リポーツ(Rasmussen™ Reports)という米世論調査会社は、「個人投資家のリスク許容度を指数化して、毎日はじいている」(日経ヴェリタス) … その数値でいくと、「6日は56.8 ―― 昨年9月の “リーマン・ショック” 後の90台すら大幅に下回っている」 んだそうです。 これで投資家心理の “萎縮⇔緩和” 度は測れてるのかもしれませんが、ここにきて、なぜか安全資産として買われるドル … その理由は、やっぱり “基軸通貨(決済通貨)” である強みとも思えてきますネ。
ところで、ドル円は100円台間近、日経平均株価はバブル崩壊後の最安値近辺をうろうろする期末相場ですが、きょうの日経朝刊に、「フランス国民年金基金、日本株に1100億円投資、大和住銀など3社受託」 という見出しで、「9億ユーロを日本株に投資、三社は近く運用を始める見込み ―― 欧州マネーの一角は、割安とみた日本株投資への関心を高めている」 と報道されてました。 中長期で投資する欧州年金マネーが株価を下支え、さらには円買い要因となるか? ちょっと嬉しくなるような、そして気になる記事でした。


バナーワイド

TOPへ