GSが「信用収縮の最悪期は終わった」とリポート


NY市場 ・・・ NYダウは1月以来の8500ドル台乗せ ・・・ 4月ADP雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比49万1000人減(市場予想65万人減)、3月仮契約住宅販売指数の上昇と、予想を上回る経済指標の数字に、米景気の底入れ観測の台頭。 そして、資産査定(ストレステスト)の結果は市場が懸念したほど悪くないと金融株を中心に株価上昇。
ストレステストをめぐってはこの数日、「16行のうち10行は資本増強が必要」・「BOAが340億ドルの資本不足」・「JPMorgan ChaseやAmericanExpressは資本増強不要」などなど、メディアによる報道がポンポン飛び出し、まだ実のところが分からない状態で、マーケットは振り回されてる感じもしますが、さてフタを開けてみたらどうなってるか?? 
そもそも「融資を続けられる資本があるか?!」を資産査定(ストレステスト)していて、「指標改善が続けば、最悪の経済シナリオに基づく査定の必要性が薄れる」(NikkeiNet)とのことで、ここ数日は経済指標の改善がストレステストと絶妙なタイミングで絡み合い、また、”金融機関の貸し渋り⇒住宅価格の下落⇒金融機関の財務悪化” という悪循環も、「おそらく信用収縮の最悪期は終わった」とするGSのリポート(1日)で、日本が連休中、市場心理は好転したそうですよ!(?)


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