利食いの相手先とならないようネ!


東京市場 ・・・ 昨夕の財務次官の発言(*)が、”口先介入” とマーケットに受け止められた勢いはいまだ衰えず、円高が一服したこともあって日経平均株価は急反発(251.60円↑2.78%)。 アジア株式市場でも、ハンセン指数: 521.12↑3.06%の17,544.03、上海総合指数: 23.903↑0.90%の2,676.682、加権指数(台湾): 77.78↑1.18%の6655.59とそろって年初来高値更新!
それにしても、なぜ外為市場はこれほどまで “円高牽制” に過剰反応を示したか? (東京時間: USDJPY=96.13~70) ・・・ “戦後最悪の数字になるかも?” といわれるあす発表のQ1GDP(内閣府)や、損保の3月期決算(*)内容を先取りするきっかけとなっただけで、あすは “利食いの材料” になった挙句に、悪材料出尽くしで反転するかも(?)
「あすまで待たなくても、21:30に発表予定の米住宅着工件数 / 建設許可件数が、これまでの流れを断ち切っちゃう」な~んて声も聞こえてきそう(?) ・・・ ただ、投信設定による外貨買いや、新型インフルエンザの感染者数で世界No4に躍り出てしまったことで、この先、不確定・不安要因がますますマーケットをかく乱させるのかも!?
(*) 「為替相場の過度の変動は経済金融の安定に対して悪影響を及ぼし、好ましくない」と発言 ⇒ 市場では “円高進行に警戒感”
(*) 20日の予定:
・ BOE議事録(17:30)・FOMC議事録(27:00)の公表
・ 国内1-3月期GDP速報値(08:50/予想・前期比-4.4%・年率換算-16.3%)
・ 3月期決算: 三井住友海上、損保ジャパン、東京海上日動
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
     (18日17:00) ⇒  (06:00) ⇒  (17:00) ⇒  (19:15)
USDJPY = 95.38-40 ⇒  96.30-35 ⇒  96.67-69 ⇒  96.30-35
EURJPY = 128.39-43 ⇒ 130.55-60 ⇒ 131.57-61 ⇒ 131.25-30
GBPJPY = 144.85-90 ⇒ 147.75-80 ⇒ 149.55-60 ⇒ 149.20-25
EURUSD = 1.3461-63 ⇒ 1.3560-65 ⇒ 1.3610-12 ⇒ 1.3625-30
◇ 日経平均株価終値: 251.60円↑2.78%の9,290円29銭。 TOPIX: 20.05↑2.33%の879.76。


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