総裁が手にするのも公表後のザ・短観


「06年12月以来、2年半ぶりに改善だ!」 ・・・ 1日(水曜日)に発表の6月短観(企業短期経済観測調査 by 日銀)で、民間予測によると 「大企業・製造業業況判断指数(DI)は2年半ぶりに改善しそう ―― 前回の3月調査はマイナス58と、1974年の調査開始以来、最悪の水準に沈んだ。さすがにそろそろ反発が見込めるということだろう」(日経ヴェリタス)
・・・ っていう見方があるものの、それでも、今も昔も変わらない重みを持つ “短観” の 「へ~」 と思える、ちょっといい裏舞台を目にしました。
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インターネットが普及していなかったころは日銀の本店前にできる資料を求める人たちの長蛇の列が “本石町風物詩” だった。 発表前に市場が動き事前の情報漏れが疑われることも。 98年の日銀不祥事もあって、今は厳重管理。
最終的な集計結果を出すのは当日早朝、公表時刻の8時50分の少し前だ。 「この数字は何年ぶりの水準?」。 調査統計局の担当者らは始発電車で駆けつけ、出来たてホヤホヤの集計結果を手に、とりあえずの確認作業に追われ公表に備える。 日銀総裁の手に届くのも公表後という――。 
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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さて、「今回、白川総裁が手にするのはどんな結果か」、そしてどんな分析を会見で披露なさるか!! ・・・ ザ・短観が示す “改善”(?) が当日の円相場を動かすとは思うけど、サプライズの内容になるのか? それとも材料出尽くしか? マーケットの反応が楽しみですネ。 でも、翌日2日はECB理事会の開催と米雇用統計があるだけに、日替わりメニューとして、”一発” になって終わっちゃうかも┐(´.`)┌?


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