G20の「世界経済の不均衡是正」や藤井財務相発言、さらに9月中間決算期末のリパトリエーション（資金の本国送金）などなどの要因が見事に重なり合って、また、分かりやすい「90円ちょうどの壁」や「円の年初来高値 “87円10銭”」というターゲットがあったことも幸いして（?） ・・・ そしてさらに今日は、朝方の薄いマーケットのなかで円相場は急騰のあと、午前と午後で若干ニュアンスが違った藤井財務相の「やや円高に偏り」と修正発言（?）と世界銀行のゼーリック総裁の「ドル基軸、当然視は誤り」との見解が報道され、急落下(ﾟοﾟ)
その裏には、ドルを軟着陸させようと 「仮面をかぶった各国の通貨マフィア（主要通貨各国の金融当局者）の暗黙の協調」のおかげで、円は 「投機筋が “一番仕掛けやすい通貨”」になってしまい、まるで “仮面舞踏会で踊らされる円” の様相┐(´.｀)┌
さらに今週は、9月調査の日銀短観（10月1日）で景気の現状と先行きの数字次第で ・・・ さらに、2日の米9月雇用統計、10月3日にはG7財務相・中央銀行総裁会議、4-5日は世界銀行と国際通貨基金（IMF）の会合＠イスタンブール も予定されていて、これらのビックイベントをきっかけに、円相場に大波乱もあり得るかも（?）
また、”87円10銭”（1月21日）は 「短期金融市場の機能低下で、リスク資産圧縮の動きによる円全面高」 ・・・ 一方、今回は 「超低金利のドルを調達し、他通貨に投資するドル安」（NikkeiNet/一部抜粋）　という違いもある “円” だけに、このあと予想もつかない筋書きで円相場は展開されるかもネ(б。б)☆゛
もちろん、このあとすぐのイベント: @21:30 シカゴ連銀全米活動指数 ・ @23:30 ダラス連銀製造業活動指数、そしてあす朝一番の @08:30全国消費者物価指数 も注目ですネ!
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(26日06:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (20:20)
USDJPY =　89.60-65　⇒　 88.69-71　⇒　 89.56-58　⇒　 89.30-35
EURJPY = 131.65-70　⇒　130.45-49　⇒　130.81-85　⇒　130.85-90
GBPJPY = 142.95-00　⇒　140.65-70　⇒　142.10-15　⇒　141.70-75
EURUSD = 1.4690-95　⇒　1.4708-09　⇒　1.4605-08　⇒　1.4650-55