ポンド円が波乱要因?
為替のテーマが “金利” に移りつつなかで、高金利通貨に目移り? ・・・ ただ、決して高金利通貨でない円が買われたきょう日中の要因は、（1）野村証券の公募増資による海外投資家の円買い　（2）藤井財務相のThe Wall Street Journalに寄せた 「常軌を逸する動き」 や 「無秩序状態になれば何らかの手打つ」 を試そうとする投機的な動き　（3）ドル安継続の観測　の3つの要因が重なり合って、「買える通貨と売る通貨の選別が、明確になりつつある」（NikkeiNet） ことが、円買い進行を演出したようです。 財務相は、マーケットが “挑戦を挑む” ような、ヘンに円買いを促すような安易な発言は、控えたほうがいいかもネ（?）
資源国通貨の代表・オージーは昨日、先陣を切って予想外（?）の利上げしたけど、一方でオージーと同様に資源国通貨ともいわれるポンドは、最近では第3の “キャリートレード通貨” との呼び声の高く、”売られる” 展開に、第1の通貨であった円が相対的に強くなって、一時USDJPY=88.01 ・・・ そうなると、主な輸出企業の2010年3月期の想定為替レートは、ドル円が88～95円、ユーロ円で120～133円といわれてるだけに、マジで国内輸出企業は危険水域へ足を踏み入れちゃうかも（?）　円高論者のわたしも、”日本株の売り” につながる円高はイヤ!
・・・ そんな円相場が一転、19:30すぎに、対ポンドでのすさまじい円の売り戻しに仰天。 台風接近に、何か関係してるんですかネ(>_<)?　まさか、円高リスクがあるなかで、来週月曜日が体育の日（米国はColumbus Day）となることで、この期に及んでスワップ金利を狙った動きってことでもあるまいし…?　往復ピンタを食らったFX被害者が出ていなければいいのですが…┐(-_- )┌!?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(06日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (22:00)
USDJPY =　89.26-28　⇒　 88.83-85　⇒　 88.14-16　⇒　 89.10-15
EURJPY = 131.38-42　⇒　130.77-81　⇒　129.76-80　⇒　130.80-85
GBPJPY = 143.05-10　⇒　141.20-25　⇒　140.20-25　⇒　141.70-75
EURUSD = 1.4718-20　⇒　1.4721-23　⇒　1.4722-24　⇒　1.4675-80