噂の本命は「弱いドルも悪くない」


「弱いドルも悪くない」 ・・・ 正直、きっと米政府はそう思っている、という見方もあるようです。 米国はもちろんのこと、欧州諸国も中国、新興国、そして日本も、「自国通貨高を望んでいない」 ことだけは一致してる本音。 各国政府は自国製品の輸出で自国経済の回復をもくろむ安直な考え方をする限り、これも自然なことでしょう。 さらに、米国にしてみれば、「ドル買い介入するなら、どうぞご自由に!」 っていうのも本音でしょう。 なぜって、介入で調達したドルで米国債をジャンジャン買ってもらえるんだから!
ところで昨日、「日銀のレートチェックが入った」 ・ 「ECBが緊急利下げをする」、国内では「財務省や日銀が緊急会見をする」 ・・・ っていう噂が、市場を駆け巡っていたとか!  信憑性に乏しい噂の交錯も、「もしかしたら?」 と思わせちゃうところが、仕掛け筋のワナ。 まさにそれだけ、各国金融当局から本音を引き出したい、という気持ちが強いってことでしょうネ。

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[28日朝のBlog] ―― ユーロに為替介入は100%なし! ――
NY外為市場では、「ドバイ・ショック」を利益確定の場にしたようですネ(*’-^)☆ ・・・ まあ、欧州株式市場で続落は何とか避けられ、NY株式市場は半ドンともなれば、「やれ市場介入だ、国際協調だ」 な~んて外野が叫ばなくてもは、外為市場は大人の対応で円買いの動きも一服。
そして、メーシーズ(米百貨店大手)の会長兼CEOが「年末商戦は『好スタートをきったようだ』」(NikkeiNet) とTVで語ったそうです。 「ブラックフライデー」とよばれる感謝祭の翌日からのX’mas・年末商戦に期待が持てそうで、ひとまず急激な「ドル売り・円買い」は止まるかも┐(´.`)┌? 
ひとつ面白いデータを! ・・・ ユーロ高を懸念する欧州金融当局も、ここにきて「強いドル」を支持する “口先介入” したり、欧州経済界は “人民元の切り上げ” を叫んだりしてますが、「99年の通貨統合後、ECBが為替介入に踏み切ったのは “ユーロ安” のときだけ」(NikkeiNet)(б。б)☆゛ ・・・ 「記録って、いつかは破られるもの」 っていう見方で、ECBの出方をWatchingしてくのも楽しいかもよ!


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