円高予想は「79⇔85円」


さあ、今週からは師走相場 ・・・ これまでプラスのFX個人投資家の方にはさらなる上乗せ、マイナスの方にも “逆転のチャンスあり!” そうな最近の為替相場(^_-)☆ ・・・ そこで気になるのがこれからのドル円の行方。 きょうの日経ヴェリタスで、著名なFXストラテジスト5氏による予想レンジが掲載され、各人の2010年3月末までのレンジ幅は79円台~95円、円高水準は「79・80・82・82・85円」 との予想でしたo(^-^)o  さて、皆さんの予想は?
そして日経ヴェリタスの特集は、早くも来年の税金対策のトピックでした(+。+) ・・・ 「2009年の総決算を念頭に置き、税金を意識した行動を取る時期 ―― 財政難に悩む国が徴税を強化する “厳税” への対応力を磨いておきたい」 という内容でしたが、興味深かったのは、「あるFX業者は税務署の要請に応じて、特定顧客の8年分の取引情報をDVDにコピーして提出したことが最近あった」 という部分(〇ο〇) ・・・ 不公正税制に不満があっても、税金逃れはダメ! っていう当局の姿勢だけは、不透明な為替見通しとは違って、明確のようですね(*’-^)☆

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[29日朝のBlog] ―― ざ・介入「インターバンク市場のひとコマ」 ――
昨日の日経朝刊の “春秋” に、「日銀との直通回線のランプが点滅すると、背中に冷たいものが走る。 『いまいくらですか』 と聞かれれば介入の合図。 その無機質な声が恐ろしかった」 という銀行の外為担当者の声を紹介してました。
久しぶりの 「インターバンク市場のひとコマ」 は、かつて政府・日銀が頻繁に行った、いまでは化石しつつある市場介入のようすを実況中継! ・・・
【設定の場面は、ドル円のマーケット・プライスが “00-02″(ちょうど-まる2) のとき】
『いまいくらですか?』
と仲介業者に日銀からレートチェックがあれば、当然のごとく “ドル買い介入” という局面では、為替レートを右にずらして、
「02-05(まる2-まる5)です」
とプライスコート(プライスを提示)し、ここでそのまま終われば、まさに “レートチェックが入った!” ・・・ ところが、
『20銭までに、Offerは何本ありますか?』(1本=100万ドル・Offer=売り注文)
とさらに聞かれたらご用心! もしもマーケットに95本あって、
「95本です」
と答えたならば、それが最後!
『では、20銭まで買ってください』
もちろん即座に、
「95本、ダンです」(ダン=Done・約定)
と返答するしかないのです(+。+)~~

その一瞬で、あったはずの “02~20銭” のOfferはマーケットから消え、たぶん次に出てくるOfferは30銭あたり(?) ・・・ この時点で、”日銀がマーケットに出てる” ことを知ってるのは相手方の銀行だけ。 そしてすぐに、カバーに入る銀行のなりふり構わないドル買いで、マーケットであれよあれよとOfferは切り上がり、やっと 「介入か!(?)」 とマーケットは気づかされる羽目に。 このときマーケットにあるレートはBidばかりで、Offerがないまま大台も様変わり。 ロスカットしたくても、時すでに遅し。
ここで日銀も売りに転じれば(大儲けv(^o^)v と)面白いのですが、それだと介入の意味をなさず、結局、米国債を買う羽目に┐(-_- )┌
まさに “日銀の為替取引” って、究極の相対取引ですよネ! ・・・ いざ “市場介入” ってときのために、”インターバンク市場のひとコマ” も参考にしていただいて、FX個人投資家もパニくらないでほしいですネ!  突然スプレッドが広がっても、プライスがなくなってもシステムトラブルではなく、また思わぬレートで約定を知らされても、単なるスリッページではないってこと(^_-)☆


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