『都会の片隅に若い夫婦が住んでいた。 クリスマスの前日、妻は自分の長い髪を売り、夫が大切にしていた時計に合う鎖を買った。 しかし夫は時計を売り、妻が長年あこがれたくしを買った――』
・・・ こんな書き出しの日経夕刊 “十字路” に目が行きました。 「良く知られた短編小説の筋書き」 だそうですが、慶応義塾大学経済学部・非常勤講師 林秀毅氏の 「クリスマスの贈り物」（”十字路”） の本文も良かったですよ!
『我々の日常は、誤解とすれ違いに満ちている。 だからこそ限られた情報に基づき相手の出方を予想し、経験や失敗から学び次に役立てようとする。
市場参加者もまた、先を読んだ上で現在の行動を決定する。 政策当事者は市場の期待や予測にどのような影響を与えるかを考慮した上で政策決定や発言を行い、両者の読み合いが続くことになる――』
・・・ つづきは日経夕刊・5面をお読みいただくとして、『冒頭の登場人物も、驚きの後、お互いの真意を知り、一層の幸福感に包まれることになった』 というように、当局とマーケットの間でも良きコミュニケーションで、わたし的には円相場は緩やかに円高へ（?） と向かってほしいものです(^_-)☆ ・・・ 冒頭の短編名は、あとで調べてみるつもりですo(^-^)o
このあとすぐ ＠21:30 ダーリング英財務相の「10年度財政・予算見通し」 にもWatch out!
◆.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(08日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (21:20)
USDJPY =　88.94-96　⇒　 88.41-42　⇒　 87.90-92　⇒　 87.90-95
EURJPY = 131.56-60　⇒　129.90-94　⇒　129.33-37　⇒　129.60-65
GBPJPY = 145.25-30　⇒　143.55-60　⇒　142.20-25　⇒　143.60-65
EURUSD = 1.4792-93　⇒　1.4693-94　⇒　1.4713-15　⇒　1.4740-45

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[09日午後のBlog]　―― 87円台! 欧州勢参入で「円買い再スタート」 ――
東京市場でもポンドやユーロは軟調 ・・・ ユーロドルは1.47ドル、ユーロ円は130円、ポンド円は143円、ポンドドルは1.62ドルというビックフィギャアを下回っちゃって、ついにドル円も追いかけるように87円台へ心理的な節目を割っちゃい、これで再び円相場は混とんとしてきますネ! ・・・ このあと、たぶん藤井さんからはまた謎の発言が飛び出すんでしょうネ┐(´.｀)┌?
ところで、なぜか悪材料には素早く出没する（そして、なぜか良い材料には出足が鈍い）格付け会社に不信感も（?）　ギリシャやドバイ首長国の政府系企業をさっさと格下げ、もちろん投資家は素直にリスク回避から、相対的に安全資産とされる円買いに着手。
いつも思うのは、追い打ちをかけるような後付けの格付けに、マーケットは惑われ過ぎでは?　冷静になって構えてたら他に出し抜かれる、っていう恐怖感もあるでしょうが、後付けの変更を、マーケットは前もって推測してるはず。 それをあらかじめ織り込んでるはずなのに、さらにもう一歩踏み込むのはなぜ?　不思議です┐(-_- )┌
まあ、買われ過ぎてたユーロや金（GOLD）の調整の場になることは良いこととして、米国の超低金利政策は長期化との観測なんかで急騰してたユーロは、これからどの水準まで下落するんでしょうネ?