中国の存在感をマーケットに見せつけるには十分だった “預金準備率の引き上げ” ・・・ 株価・商品（原油や金）・資源国通貨を下落させ、先週末の米雇用統計でしぼんだ米利上げ観測と対局する動きに、当局は 「してやったり!」 と自らメンツを立てた感じ?! ・・・ でも、お膝元の株式市場・上海総合指数は3.09％、ハンセン指数は2.59％のダウン┐(-_- )┌
そして外為市場では、欧州時間に入って一時「スイス中銀が市場介入?」と思わせるSFr売りがあったり、英国の経済指標の数字は強弱まちまちでもポンド堅調 ・・・ こうなってくると、 シカゴ連銀総裁講演や週間石油在庫統計、そして10年物米国債入札結果（順調なら、金利低下でドル売り）やあす未明のベージュ・ブック@28:00（インフレ警戒が見られたら金利上昇でドル買い） に合わせた金利動向によるドル相場に、円相場も過敏に反応しちゃいそうな予感。
ただ明日は、 消費者物価指数、 ECB政策金利、 小売売上高や30年物国債入札などの注目発表が予定されてることから、きょうは今日だけの相場展開と割りきった方がいいかもネ(^_-)☆
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(12日17:00)　⇒　(07:00)　⇒　(17:00)　⇒　(21:00)
USDJPY =　91.87-90　⇒　 91.10-11　⇒　 91.26-27　⇒　 91.25-30
EURJPY = 133.28-32　⇒　131.88-92　⇒　132.18-22　⇒　132.75-80
GBPJPY = 147.85-90　⇒　147.10-15　⇒　147.95-00　⇒　148.55-60
EURUSD = 1.4505-08　⇒　1.4476-77　⇒　1.4484-85　⇒　1.4545-50

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[13日夕のBlog]　―― サプライズが円を後押しも、欧州勢は… ――
欧州勢は、MPC委員の発言（利上げ検討の可能性）やSociété Généraleの10-12月期の収益回復の見通しを材料に、欧州通貨の買い戻しで参入!
日経平均株価は反落 ・・・ 中国の預金準備率の引き上げ（金融引き締め）発表は「チョッと早かった」とプチサプライズにもなったようで、中国の経済成長は鈍化する（?）という思惑に、円高も嫌気されちゃったようですネ。
また、昨日まで「TOPIXは大発会から6連騰」とハッとさせられる株式相場だっただけに、短期的な過熱感を冷やす一服感は 「グー!」っていうコメントもちらほら。
外為相場でもプチサプライズが円の買い戻しを後押し ・・・ 一方で、輸入企業など実需の円売り／ドル買いも出たようで、一方向へは大きく傾くことができず、欧州勢待ちだったところに意外な材料で「円売り・ドル売り」先行中!
そんな外的要因とは関係なく一人旅する “JAL” は、ストップ安の7円! ・・・ 一ケタ台でお手ごろ価格とはいえ、あすの “1円” を思うと、きょうはマネーゲームに参加しにくいのに、「出来高は東証1部全体の26％ ―― JAL売買高は8億株超と1銘柄の売買高として過去最高」 というから驚き!　それにしても不思議なのは、まだ「100％減資で上場廃止」は決定でもないのに、こんな相場が成り立っちゃっていいの!?　これで大どんでん返しがあったら、「売り抜けた!」と思った投資家はぬか喜びになっちゃうのでは?!