軸はブレず振れる為替相場はタチ悪い


NY市場のレビュー ・・・ (1)バーナンキFRB議長の「超低金利の長期化」示唆@議会証言 (2)米住宅指標の悪化 (3)S&Pの「ギリシャ格付けのdowngradeへの可能性(1カ月以内)」示唆。
・・・ 3つの音色に惑わされちゃって、為替レートの軸(水準)はブレずに、短時間で振れた為替相場は、まるで深夜の狂想曲にしてやられた感じ(>_<) ・・・ こういう為替動向って、ポジションメイクも決済もタイミングがとりづらくて、タチ悪いですよネ。 3つの中でも、"ソブリンの格付け" の不透明感が再浮上しそうなのが不気味で、ユーロには不利? それとも、米国の早期金融引き締めなしでドルが不利…┐(´.`)┌?
さて、"不利" を抱えてしまったトヨタ ・・・
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リコールを巡る米下院監視・政府改革委員会の公聴会に、証人として出席したトヨタ社長は、「企業の巨大化が品質管理の甘さにつながった可能性」 を示唆。
運輸長官は 「安全性の問題にトヨタは鈍感 ―― すべての意思決定が日本でされていることが問題」との見解を述べた。 これに対し、トヨタ社長は 「"グローバル品質特別委員会" を設置、苦情が日本の本社にも届くような体制作りをしている」
電子制御の安全性については、「何度も再現テストを実施し(設計上の問題はない)、不具合が起きた事例は認められていない」ものの原因究明に取り組んでいること、また、「組織的な不具合の隠ぺいはなかった ―― 米当局への調査に、全面的な協力」 を強調。(NikkeiNet/一部抜粋)
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南欧諸国と違って、手持ち資金十数兆円ともいわれるトヨタはビクともしないでしょうけど、ユーロ同様に信頼性が揺らいでしまったブランドの立て直しには、苦労しそう。 企業も通貨も、"安全・安心" って大切ですネ(*'-^)☆ ・・・ ちなみに、トヨタ株は悪材料出尽くし(?)で、プラス推移!(△1.37%@09:55) そして、「ドル買い・円買い」基調で推移する午前の為替相場。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
    (24日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (10:00)
USDJPY = 90.30-33 ⇒ 90.15-20 ⇒ 90.10-15
EURJPY = 122.17-21 ⇒ 122.05-10 ⇒ 121.75-80
GBPJPY = 139.35-40 ⇒ 138.85-90 ⇒ 138.65-70
EURUSD = 1.3527-30 ⇒ 1.3535-40 ⇒ 1.3510-15
◇ 日経平均株価(09:55): 51.56↑0.51%の10,250.39円。 TOPIX: 4.23↑0.47%の899.92。

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[25日早朝のBlog] ―― 90円ちょうどを挟んで乱高下のNY市場 ――
@24:00 1月新築住宅販売件数は30.9万件、前月比マイナス11.2%(市場予想35.5万件、同+3.2%) と弱い数字に(過去最低水準)、バーナンキFRB議長の「政策金利は長期間、低水準での継続が妥当」との発言が嫌気され、長期金利低下でドル売り先行(一時USDJPY=89.76, EURJPY=121.60, EURUSD=1.3627) ・・・ ただ、利上げが遠のいたことで、NYダウはじり高、また5年債入札が不調との結果に、金利上昇でドルは対円で買い戻される展開。


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