4月と5月に国債の大量償還を迎えるギリシャ ・・・ なぜか 「IMFによる支援を回避するため、ギリシャがEU首脳会議で合意した支援策の修正を求めてる」 っていう報道が伝わり、昨日はユーロ圏のソブリンリスクが再浮上。 おかげでユーロ売りにスイッチが入っちゃったかに見えた為替相場も、24時間たって、また方向感なく彷徨い始め、とくに対ユーロで堅調だったポンドは、英3月PMI非製造業が市場予想を下回り下落基調。
そんななかでドル円は、終日94円ちょうどを挟んでの取引 ・・・ その円の “総元締め” である白川日銀総裁は、きょうの記者会見で：
◇ 「財政がこういうスタンスを取るから中央銀行がこうするといった、一対一の対応関係にはない」
◇ “円キャリー取引” について、「若干の動きはあるが、大規模に起きているとは認識していない」
◇ 景気の先行きについて、「二番底懸念はかなり薄れた ―― 自律回復の芽がいくつかみられる」（日経/一部抜粋）
・・・ “本音は追加金融緩和策なんかしたくない” っていう感じにも受け取れるコメントだけど、BOEやECBは明日、どんな金融政策の手の内を見せるんでしょうネ!?　 ちなみに今夜は、”1USD＝1CAD” のパリティー（等価）突破の 3月Ivey購買部協会指数＠23:00（市場予想55.0）に注目してみます。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(6日17:00)　⇒ (09:00)　⇒ (17:00)　⇒ (20:20)
USDJPY =　93.85-86 ⇒　93.61-64 ⇒　93.85-87 ⇒　93.85-90
EURJPY = 125.88-92 ⇒ 125.29-33 ⇒ 125.58-62 ⇒ 125.40-45
GBPJPY = 142.50-55 ⇒ 142.65-70 ⇒ 143.15-20 ⇒ 142.30-35
EURUSD = 1.3413-15 ⇒ 1.3381-84 ⇒ 1.3381-83 ⇒ 1.3355-60
◇ 日経平均株価終値: 10.51↑0.09％の11,292.83円。 TOPIX: 4.75↑0.48％の995.54。