マーケットが促す「利上げ」にドル堅調?


NY市場 ・・・ 2月貿易赤字397億ドル(市場予想385億ドル)と悪化、長期金利の低下もあって「ドル売り」先行も、次回FOMCで「利上げに向け、地ならしする」 との “超金融緩和の軌道修正” のウワサで「ドル買い」へ反転するなど方向感に欠けた為替相場。
いまの鳩山内閣、そして日銀の金融政策のスタンスを “ムーンウオーク” と揶揄したエコノミストの言葉があらわす “ファジー” さが、最近の方向感に欠ける円相場の元凶じゃないかと思えてきました。
◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (13日17:00) ⇒ (06:00)
USDJPY = 93.23-26 ⇒ 93.15-20 (92.63~93.35)
EURJPY = 126.76-80 ⇒ 126.85-90
GBPJPY = 143.15-20 ⇒ 143.30-35
EURUSD = 1.3594-97 ⇒ 1.3610-15 (1.3545~1.3628)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 13.45↑0.12%(11,019.42)、08年9月26日以来の高値水準。 ナスダック: 8.12↑0.33%(2,465.99)、08年6月16日以来の高値水準。 S&P500: 0.82↑0.07%(1,197.30)。 FTSE百種総合株価: 15.99↓0.28%(5,761.66)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近5月物終値: 84.05ドル/バレルと続落。 金COMEX6月物終値: 1153.4ドル/tozと反落。

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[13日夜のBlog] ―― 落ち着きない外為相場のすべて! ――
円相場は午前と午後で二面相場を演じた円相場 ・・・ それも 「ストーン&スッス~」 っと、わりかしメリハリの利いた面白味のある展開(б。б)☆゛
♪朝方の円買い:
◇展望リポート(日銀・30日)で「11年度の消費者物価の見通しを現在の前年度比マイナス0.2%からゼロ%へ上方修正」(日経) ◇ギリシャ支援策の実行性への懐疑的な見方 ◇(白川日銀総裁の国会発言もあって)日銀による追加緩和観測の後退 ◇中国は “自主的” に人民元改革を進めるとの観測
♪午後の円売り:
◆民主党有志の「デフレの完全脱却に向けた金融緩和継続の要望案(ドル円相場120円が目安)とりまとめ」との報道に、海外勢が反応 ◆中国当局者が早期利上げを否定 ◆上海総合指数が反発 ◆ギリシャも英国も国債入札は好調! … 「ギリシャの短期国債入札の結果は、6カ月と1年物を合わせて15億6000万ユーロを調達 ―― 7倍の応札、落札利回りは6カ月物が4.55%(前回は1.38%)、1年物が4.85%(同2.20%)」(日経)
・・・ そんなさまざまな要因がポッポと絡み合って、投機筋のポジション調整的な動きも重なって、落ち着きのない外為相場!  この流れは、しばらく続いちゃいそうだけど、デイトレーダーには値幅取りできるルンルン相場o(^-^)o 
ちなみに、追加緩和するのか? しないのか? 日銀の金融政策スタンスの分かりにくさを、「前に進んでいるように見せかけながら後ろに下がる “ムーンウオーク“」(第一生命経済研究所・熊野英生主任エコノミスト/日経) の比喩に、”座布団1枚!”


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