来週はゴールドマン&シティが台風の目?


BRICs(ブラジル, ロシア, インド, 中国)の首脳会議@ブラジリアで、「ドルに代わる国際基軸通貨体制の具体策にまでは至らなかったものの、BRICsの2国間貿易で、ドルを介さない自国通貨建て決済(ブラジルとアルゼンチンで導入済み)を研究すること(為替リスクの軽減と経済的な影響力を強める狙い)を盛り込んだ共同声明を発表し、閉幕」(日経夕刊) したそうですネ。
日本では夏の参院選に向けた “第三局” 結成の動きが話題になり、外為の世界では 「”第3の通貨” 誕生」 を模索するBRICsの動きが再び注目されそう┐(´.`)┌?  ただ、「ドイツがEMU離脱」 な~んていうレポートが出され、誕生から11年目となるユーロの軌跡をみると、ひとつの通貨が複数の国(経済圏)をカバーする “統一通貨” は、むしろリスクを拡大させちゃう元凶かも(?) って思えてきちゃいます(*゚ー゚*)
さて、またここにきて、「消去法で買われる円」 と揶揄される(固有の円買い材料に乏しい)円相場 ・・・ ちょっと気が早いけど、来週も「米1-3月期決算」の発表が、ドル円にアクセントを付けそうですよo(^-^)o ・・・ Citigroup, IBM(19日)、Goldman Sachs, Apple, Yahoo(20日)、Wells Fargo, Starbucks(21日)、American Express, Microsoft, Amazon.com(22日) ・・・ 日替わりで、決算内容⇒NY株価⇒米金利⇒ドル円相場+ギリシャ問題+人民元切り上げ観測=憶測先行の為替相場(?!) の方程式に変化なし┐(-_- )┌?
・・・ 「未明の東京は “雪模様”(?)」 な~んていう天気予報同様に、まずは今夜の為替相場も気を抜かずにネ!
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
     (15日17:00) ⇒ (09:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:00)
USDJPY = 93.15-18 ⇒ 93.12-13 ⇒ 92.59-62 ⇒ 92.60-65
EURJPY = 126.64-68 ⇒ 126.32-36 ⇒ 125.34-38 ⇒ 125.35-40
GBPJPY = 144.10-15 ⇒ 143.90-95 ⇒ 142.75-80 ⇒ 143.05-10
EURUSD = 1.3592-95 ⇒ 1.3565-66 ⇒ 1.3534-37 ⇒ 1.3535-40
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[16日午後のBlog] ―― ドイツマルクが復活? ユーロ売りの背景に… ――
Morgan Stanley fears German exit from EMU(*)” ・・・ Telegraph.co.uk(デイリー・テレグラフ紙電子版*)のエイプリルフールかと思わせるような記事で、ユーロ売りとは恐れ入りました! 
もとはといえば、モルガン・スタンレーが顧客向けに「ドイツのEMU離脱を懸念」するレポートのようですが ・・・ 「ギリシャ問題」 がドイツのEMU離脱を連想させるまでに飛躍させるパワーがあったとは驚き!
余談ですが、もしかして 「”ドイツマルク(DEM)” 復活か!?」 と、初めてのスポット取引がUSD/DEMで、バブルだったその頃を懐かしく思い出しちゃいました。 ちなみに、為替レートは1EUR=1.95583DEMで、ユーロ導入でマルクは廃止。
(*) 経済通貨同盟(EMU:Economic and Monetary Union)は、通貨統合を最終目標とする構想(欧州共同体設立条約で規定)であることから、単一通貨euroの導入、金融政策の一元化が実施される第3段階(1999年1月1日~)を特に指し、欧州通貨統合(EMU:European Monetary Union)と呼称されるケースもある。(日銀ホームページより抜粋)
(*) http://www.telegraph.co.uk/finance/financetopics/financialcrisis/7594859/Morgan-Stanley-fears-German-exit-from-EMU.html


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