「緊急融資制度で “最大7500億ユーロ” の基金創設」 や 「ECBによる債券市場への市場介入（国債の買い切りオペ）」 などのユーロ防衛策が功を奏したかにみえる今日ここまでのマーケット動向 ・・・ 金融資本市場の混乱が収まり、金融システムのメカニズムが少しでも安定すればいいけど、まだ 「枠組み」 が決まったばかりで “拠出” されたわけでもなく、「その実効性を見極めたい」 というマーケットの待ちの姿勢も分かる気が。
FXトレーダーのなかには、「このまま為替相場は落ち着いちゃうの!?」 って、複雑な思いを抱いてる方もいらっしゃるのでは（?）
ただ、欧州では、総選挙結果を受けた英政権の行方や、ドイツ地方選挙で与党敗北 ・・・ お金の出所は確保できたとはいえ、このまますんなりと本筋のギリシャにおける財政再建は進んでいくのか?!　一連のユーロ防衛策は、“危機” の不安心理を和らげる効果があったかもしれないけど、「EURUSDはパリティ（等価）に、EURJPYは105円へ」 と予測する見方もあり、マーケットに漂う不透明感が払しょくされ “ユーロ完全復活” までには、まだまだ難局が待ち構えてるんでしょうネ。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(08日06:00)　⇒ (09:00)　⇒ (17:00)　⇒ (20:00)
USDJPY =　91.60-65 ⇒　92.19-20 ⇒　93.38-39 ⇒　93.30-35
EURJPY = 116.90-95 ⇒ 118.64-68 ⇒ 121.75-79 ⇒ 121.20-25
GBPJPY = 135.60-65 ⇒ 136.45-50 ⇒ 139.15-20 ⇒ 139.95-00
EURUSD = 1.2755-60 ⇒ 1.2869-71 ⇒ 1.3038-39 ⇒ 1.2990-95