「ユーロ暴落」から学習したECB総裁?!


「トリシェECB総裁の前日の記者会見は “合格!”」っていう市場の甘い見方で、前日の欧米市場はユーロ買い優勢に ・・・ 前回の会見(5/6)では、市場が期待した国債購入について 「議論しなかった」 と口にしたり、「私にとってデフォルトは問題外だ」 というギリシャの危機感に乏しい発言がネガティブ・サプライズとマーケットは失望。
さらに、NYダウの “998ドル急落劇” も重なって、ユーロは暴落しただけに、その意味では昨日のトリシェ氏は無難に会見をこなしましたネ(*’-^)☆
    (5月6日17:00) ⇒ (5月7日06:00)
USDJPY = 93.59-60 ⇒ 90.60-65 (87.95~93.95)
EURJPY = 119.76-80 ⇒ 114.30-35、一時110.49
GBPJPY = 140.80-85 ⇒ 134.35-40
EURUSD = 1.2796-97 ⇒ 1.2615-20、一時1.2510
・・・ まあ、そうとはいえ、期待以上のアグレッシブな追加対策がなかったことに、一夜明けた欧州勢がどう出るか? 注目ですネ(*゚ー゚*)
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (10日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (12:20)
USDJPY = 90.92-93 ⇒ 91.30-35 ⇒ 91.45-50
EURJPY = 109.21-25 ⇒ 110.70-75 ⇒ 110.70-75
GBPJPY = 132.45-50 ⇒ 134.35-40 ⇒ 134.60-65
EURUSD = 1.2011-12 ⇒ 1.2120-25 ⇒ 1.2100-05
◇ 日経平均株価(11:00): 190.41↑2.00%の9,733.06円。 TOPIX: 12.72↑1.48%の869.51。

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[11日あさのBlog] ―― 「株高/ユーロ高」のポジティブ要因! ――
NYダウは1週間ぶりに1万ドルを回復しCLOSE ・・・ 「中国の5月貿易統計を受け、世界景気の減速懸念がひとまず後退」、また、トリシェECB総裁は 「ユーロ圏の国債購入などを当面継続・ユーロは非常に信頼できる通貨」 との認識を示し、ドイツでは「連邦憲法裁判所が、同国がユーロ圏の緊急融資制度に参加しないよう求める仮差し止め請求を却下」(日経) され、信用不安の拡大懸念も緩和したこともあって、リスク選好から “株高・ユーロ高” に。
そして、米30年物国債入札は順調だったものの、株価堅調に債券売り圧力が強く、中長期債の利回りは上昇 ・・・ そんなNY市場で、円は売られちゃいました。
気を取り直して、週末の東京市場は? ・・・ 亀井郵政・金融担当相の閣僚辞任というびっくりニュースも、「銀行株には支援材料」 とポジティブ(?)な見方に期待を込め、SQ算出日も何のその、日本株も上昇してほしいな! となると、円は軟調┐(´.`)┌? 円高論者のわたし的には、欧州勢によるポジション調整のユーロ売りに期待\(+×+)/


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