「格下げ」よりスペインの方が心配


前日、NY市場でも堅調に推移してたユーロは、またまた “格付け会社” の一発(発表)で撃沈しちゃいましたネ(; ̄O ̄) ・・・ 主要な経済指標もなく、材料不足からアジア市場を引き継いだ「株高 / ドル売り・円売り」の流れも、起床してすぐにNYチェックしてみたら、NYダウは小幅安で円も小反発してて 「あれれ?」
きっかけは、Moody’sがギリシャ国債の格付けを「A3⇒Ba1」(投機的・ジャンク)に4段階引き下げ発表(>_<)  すでにS&Pは投機的としてるだけに 「何をいまさら\(+×+)/」 って気もするけど、それでも悪材料には素直なマーケットには効果テキ面で、ユーロ売り優勢に!
現在の格付け大手3社のギリシャ国債の格付け:
         格付け     見通し    変更日
Moody's ..... A3  ⇒ Ba1   安定的    6月14日
S&P .......... BBB+ ⇒ BB+   ネガティブ  4月27日
Fitch ......... BBB+ ⇒ BBB-  ネガティブ  4月9日
(出典・日経)
・・・ 「過去数カ月間の(財政再建の)進展を全く反映していない」(日経)っていうMoody'sのコメントも気になるけど、それよりも、むしろ新ネタ的にはスペイン国債利回り上昇の方が心配?!
そして東京市場 ・・・ 日経平均株価は反落スタート、朝方の外為相場ではさっそく利食いの円売りが出たり、仲値通過で輸出勢のユーロ売りやRBA議事録に「欧州絡みで慎重姿勢」が示唆され、円が買い戻されたり、狭いレンジながら売り買い交錯模様!  さて、日銀の追加緩和策はないとは思うけど、このあとすぐの日銀金融政策決定会合の結果もWatch out!

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◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (14日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (11:00)
USDJPY = 91.89-90 ⇒ 91.55-60 ⇒ 91.50-55
EURJPY = 111.86-90 ⇒ 111.90-95 ⇒ 111.65-70
GBPJPY = 134.60-65 ⇒ 134.95-00 ⇒ 134.85-90
EURUSD = 1.2173-74 ⇒ 1.2220-25 ⇒ 1.2205-10
◆ 日経平均株価(11:00): 17.98↓0.18%の9,861.87円。 TOPIX: 1.26↓0.14%の877.30。
◇ ダウ工業株30種平均終値: 20.18↓0.20%(10,190.89)。 ナスダック: 0.36↑0.02%(2,243.96)。 S&P500: 1.97↓0.18%(1,089.63)。 FTSE百種総合株価: 38.45↑0.74%(5,202.13)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近7月物終値: 75.12ドル/バレルと反発。 金COMEX8月物終値: 1224.5ドル/tozと反落。


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