ドル円は87円台突入へトライ継続中(^_-)☆ ・・・ NYダウが年初来安値を更新し、リスク回避から米長期債の利回り低下に、今朝方発表された 日銀短観(*)で思ってたよりもいい数字が出て、日米の景況感の違いが意識され ・・・ さらに、 6月製造業PMIは52.1（前月比1.8悪化・市場予想53.2）と弱い数字、当局が輸出に厳しい見通しを示したことで、「ドル売り／円買い」基調継続!　おかげで日経平均株価は続落し、年初来安値を更新中┌(｡>_<)┘
このあと、ドル円が今年の円の最高値・87.95（5/6）を更新するかが見もの(^o^)／ ・・・ ちなみに、きょうの人民元レートの基準値「中間値」は1ドル＝6.7858元（前日6.7909元）と最高値更新。　 5月小売売上高は前月比プラス0.2％（市場予想＋0.3％）と弱い数字。
(*) 大企業製造業の業況判断指数（DI）はプラス1（市場予想－4）と2年ぶりのプラス(^_^)v
ちょっとここで、昨夕からの欧米市場を振り返ってみると：（日経/一部抜粋）
（1） ECBが昨年6月に実施した資金供給オペ（1年物で4422億4050万ユーロ）の今日の満期に備え、「ECBの資金供給オペレーション（3カ月物で1％の固定金利・無制限）で、応札額が1319億3319万ユーロと事前予想（2000億～3000億ユーロ）を大きく下回り、マーケットでは欧州の金融機関の資金繰り懸念が後退」、ユーロ買い戻し。
（2） Moody’sが「スペイン国債の引き下げ検討（現在Aaa）」 が伝わり（S＆Pは4月、Fitchは5月にスペインを最上級から引き下げ）、世界景気の減速懸念が意識され、ユーロ売り ・・・ わたし的には、よくぞここまで格下げを引っ張ってるのか、Moody’の我慢づよさに驚き┐(´.｀)┌
（3） 6月ADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想に届かず、雇用回復度が不透明に ・・・ 2日の雇用統計は、“株価急落・長期債利回り急低下・円急騰” 劇を引き起こすんじゃないかと、なんだかゾクゾクしてきちゃったo(^-^)o
（4） 10年債利回りは一時2.92％と09年4月以来の水準に低下で、円高基調の流れへ!　そして、ダウ工業株30種平均終値は96.28▼0.98％(9,774.02)と09年11月3日以来の安値水準に(>_<)
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(30日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (12:21)
USDJPY =　88.65-67 ⇒　88.40-45 ⇒　88.10-15
EURJPY = 108.41-45 ⇒ 108.20-25 ⇒ 107.60-65
GBPJPY = 133.40-45 ⇒ 132.15-20 ⇒ 131.55-60
EURUSD = 1.2229-31 ⇒ 1.2235-40 ⇒ 1.2210-15
◇ 日経平均株価(11:00): 182.22▼1.94％の9,200.42円と年初来安値更新し、一時9200円割れ。 TOPIX: 13.37▼1.59％の828.05と年初来安値更新。