ビックリ箱が開いてユーロは未だ乱高下!


“7 banks would see their Tier1 capital ratios fall below 6%”(7行が資本不足) ・・・ ドイツでは不動産金融のHypo Real Estateが唯一不合格も、もともといわゆるToo Big To Failと国営化されてたし、不合格は織り込み済み。 ギリシャでもすでに国有化されてるギリシャ農業銀行、スペインでは貯蓄銀行のCaixa Catalunyaなど5行がアウト! そしてポルトガルなど全ての銀行が合格(; ̄O ̄) ちなみに、資本不足は合計35億ユーロと査定。
ほぼ予想通りの結果と、発表直後こそユーロ買いに走ったマーケットも、やっぱりソブリン・リスクと不動産リスクの基準査定が甘いとユーロ売り優勢に傾斜したり、まだ方向感が定まらずって感じですネ┐(´.`)┌
◇CEBSのリリースサイト: 2010 EU-WIDE STRESS TESTING EXERCISE

http://stress-test.c-ebs.org/firstresults.htm

◇CEBSのプレスリリースは:(PDF)

http://stress-test.c-ebs.org/documents/CEBSPressRelease.pdf

◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
     (22日17:00) ⇒ (09:00) ⇒ (17:00) ⇒ (26:01)
USDJPY = 86.54-57 ⇒ 87.20-22 ⇒ 86.94-95 ⇒ 87.25-30
EURJPY = 110.88-92 ⇒ 112.59-63 ⇒ 112.02-06 ⇒ 112.05-10
GBPJPY = 131.60-65 ⇒ 133.25-30 ⇒ 133.10-15 ⇒ 134.30-35
EURUSD = 1.2810-13 ⇒ 1.2911-13 ⇒ 1.2884-86 ⇒ 1.2640-45

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[23日夜のBlog] ―― ストレステストの焦点! ――
(略) ・・・ ストレステストでは、「想定外の危機対応として、銀行は十分な資本を確保しているか?!」 が判定されるけど、“中核的自己資本”の比率が、基準の6%に満たない場合はアウト! 資本増強が求められ、できない場合は公的資金で資本注入されるそうです。
ストレステスト基準の焦点は、ソブリン・リスクと不動産リスク!
(1)ギリシャなどの国債価格の下落リスクをどこまで織り込むか? ―― 銀行が満期まで保有するつもりの国債は「元本償還するので問題ない」と外せば、資産査定そのものへの市場の信頼性が揺らぐ恐れも。
(2)不動産価格の下落リスクをどう見積もるか? ―― 統一的な基準で査定すればスペインの銀行が持つ不動産リスクの見積もりが甘くなる。
(日経/一部抜粋)


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