レートチェック?「介入は長期戦へ!」


材料に乏しいなか、ランチタイム前の薄いマーケットを狙った仕掛けか? それともレートチェック? ちょっぴりイヤらしく円売りの動向を示してますネ! 
市場介入で先行したスイスは、今春のユーロ買い介入で1兆円超の為替差損を抱えた挙句に、SNBはインフレ見通しで景気も物価も下振れ予想。 踏んだり蹴ったりのスイスも、前日スイスフランは大幅下落し、SNBは為替差損の縮小に向けやっと一歩前進か?(+。+)
一方、本来なら人民元の管理相場を非難する場になるはずだった米議会公聴会で、上院銀行委員長が初っ端から日本の介入も同類と同じステージで批判 ・・・ ただ、人民元の上昇ペースは 「遅すぎる」 と発言したガイトナー財務長官が、“円売り介入” には言及せず、本邦当局は 「ほっ」 としてるかもネ(*’-^)☆
なんてたって、中間期決算を控え、企業救済が色濃くにじみ出た15日の大規模介入も、21日開催のFOMCで 「量的緩和拡大」 も予想されるなか、来週の東京外為市場は祝日で3営業日だけとなり、その間に海外勢による円買いの仕掛けでも見られれば、イマイチはっきりしない政府・日銀の円高阻止の本気度が分かるだろうし、23日には日米首脳会談もあるし、すぐに 「騒ぎ立てることもないか」 って米当局は冷静なのかも┐(´.`)┌
ところで、野党からも批判が上がった官房長官の「1ドル=82円が防衛ライン」を肯定する発言を、きょう財務相は会見で 「ひとつの防衛ラインを持っているわけでない」 と否定(日経) そりゃあそうですよね\(+×+)/
さて、「政府は為替介入のための資金枠を拡大する検討に入った」(共同通信) っていう報道に、“自国通貨安競争” の激化に備え、当局は早くも前回03~04年3月の35兆円を上回る規模の長期戦介入を覚悟してるのかな┐(-_- )┌?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (16日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (12:15)
USDJPY = 85.40-41 ⇒ 85.75-80 ⇒ 85.75-80
EURJPY = 111.14-18 ⇒ 112.15-20 ⇒ 112.35-40
GBPJPY = 133.30-35 ⇒ 134.00-05 ⇒ 134.15-20
EURUSD = 1.3014-16 ⇒ 1.3075-80 ⇒ 1.3105-10
◇ 人民元は基準値となる中間値で1ドル=6.7172元と最高値更新。
◇ 日経平均株価(11:00): 71.06△0.75%の9,580.56円。 TOPIX: 5.68△0.67%の850.39。

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