週明けは「別次元」の円レート?


「相次いだ主要中央銀行の金融政策決定会合はおおむね想定通りの結果で、為替相場は再び経済指標を見ながらの展開に戻りつつある」(日経)・・・ もしも今夜の米10月雇用統計(*)で弱い数字が飛び出せば、ドル売り・円買いが一気に進行するかもp(^^)q  なんてたって、APEC財務相会合(-6日 @京都)の開催で、介入はありえないものネ(^_^)v
・・・ そのAPEC財務相会合では、G20金融サミット(11-12日 @ソウル) ・ APEC首脳会議(13-14日 @横浜) を控え、通貨安競争阻止など再協議するようで、週明けのマーケットは今週とは別次元のレートでスタートするかも┐(´.`)┌?!
ところで、トヨタの4-9月期決算は、「円高はマイナス要因となったが、コスト削減で吸収。 最終損益が2891億円の黒字(前年同期は559億円の赤字)」(日経) ・・・ エコカー補助金効果もあったようだけど、さすがです。 さらに、「11年3月期通期の利益見通しを上方修正 ―― 下期の想定為替レートは1ドル=82円、1ユーロ=110円」 ・・・ 想定レートは甘くても(?)、まだまだコストカットに精を出すんでしょうか?!
(*) 市場予想: 非農業部門雇用者数は前月比+6万人, 失業率は9.6%, 民間部門雇用者数変化は+8.0万人。
╋╋ このあとすぐの注目イベント ━━━━━ ╋╋
US 21:30 10月雇用統計
US 23:00 9月中古住宅販売成約 … 下げ止まり?
US 28:00 9月消費者信用残高
07日
US 冬時間(End of Daylight Saving Time)移行
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (04日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:40)
USDJPY = 81.04-05 ⇒ 80.70-75 ⇒ 80.80-81 ⇒ 80.85-90
EURJPY = 114.59-63 ⇒ 114.70-75 ⇒ 114.63-67 ⇒ 114.20-25
GBPJPY = 130.70-75 ⇒ 131.30-35 ⇒ 130.80-85 ⇒ 131.30-35
EURUSD = 1.4140-41 ⇒ 1.4210-15 ⇒ 1.4186-87 ⇒ 1.4115-20
◇ 日経平均株価終値: 267.21△2.86%の9,625.99円。 TOPIX: 18.65△2.28%の834.98。
◇ AUDUSDは一時1.0182と変動相場制に移行(83年12月)以降の最高値更新。
(一部修正)

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◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[05日午後のBlog] ―― ユーロは1年掛けて「行って来い」それとも? ――
日銀は金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定┐(´.`)┌ ・・・ FOMC直後の会合とあって、マーケットには 「追加緩和への思惑」 もあっただけに、「予定通りにリスク資産の買い取りの詳細のみを淡々と決めただけ」(日経) とは…?
日銀は、「資産買い入れ基金でのETFやREITの買い取り方法の詳細が決まり、基金がいよいよ始動 ―― 週明けから “異例” のリスク資産の買い入れで、日本経済のデフレ脱却を目指す」
一方で、早くも 「資金の巻き戻しで円高基調が強まりやすい年明けにも、リスク資産の買い入れ額の増額を決定する可能性が高い」 との見方もあり、そもそも日程を前倒して開催した今回の会合は、きょう未明に“YouTube” で流された中国漁船衝突事件映像同様に、その意図が不透明になっちゃった?!
・・・ ってことで、円相場への影響は限定的。 そうなるとこれから一気に注目されるのが今夜の US 10月雇用統計! ・・・ FRBによる追加金融緩和策の発表や昨夜のトリシェECB総裁の「出口」発言を受けて、ユーロ買いが加速してただけに(特にユーロドルは年初来高値に迫る勢いなだけに*)、もちろん数字が良かったら、ユーロ圏のソブリンリスク浮上と相まって、ユーロ反落・ドル急騰の可能性も!
・・・ (略) ・・・
(*) ユーロドルの年初来高値は1.4580(1月13日)、安値は1.1876(6月7日)

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