前日の欧米市場では、野田財務相の 「（外貨準備のユーロで）欧州安定基金（EFSF）債の2割超（1000億円規模）購入」 という “実質的ユーロ買い介入” 発言と、深夜近くには 「ECBによる国債購入観測」 がユーロの支援材料となって、南欧諸国の債務不安が和らぎ（ソブリンリスクへの警戒感後退）をみせ、（米債は売られ）米長期利回りが上昇、ドル買い／円売りへとつながったようですね(*’-^)☆
手持ちのユーロで 「ユーロ救済 ＋ 円高阻止」 も狙った一石二鳥のプラン披露で、マーケットはそれなりに反応して、財務相は 「してやったり」 と昨夜は久々に美味しいお酒を飲んでたかも┐(´.｀)┌ 　まあ、救済申請国とならずに財政再建の道筋をたどれるか? ってとこが短中期的な見どころなんだけどネp(^^)q
・・・ そんなこんなで、きのうは“PIIGS”の5年物CDSプレミアムが低下：
　　　　　　　　　　10日　　　　　　　11日
◇ポルトガル…… 553（△ 8）　　 543（▼13）
◇スペイン…….. 362（△ 5）　　 352（▼10）
◇イタリア…….. 259（△ 5）　　 245（▼12）
◇アイルランド… 671（△20）　　 666（▼14）
◇ベルギー…….. 258（△10）　　 248（▼ 5）
◇ギリシャ……..1028（▼74）　　1053（▼57）
（＠ロンドン／出所：日経）
ちなみに、一夜明けた東京市場でも、「アイルランドへの金利引き下げ」・「EFSFの実質的な融資能力拡大を検討」（REUTERS）が報じられたり、ユーロ絡みの話題には事欠かないマーケット!　とりあえず、目先、17日のユーロ圏財務相会合までは憶測も含め、ユーロに振り回されそう＼(+×+)／
さて、きょうはそのポルトガルで起債、さらに未明の米10年物国債入札＠27:00 が無事に通過するか?　ベージュ・ブックで景気・物価認識は?＠28:00 とともに注目(^o^)／
╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━ ╋╋
　　　　　(11日17:00)　⇒ (07:00)　⇒ (11:20)
USDJPY =　83.09-12 ⇒　83.20-25 ⇒　83.20-25
EURJPY = 107.46-50 ⇒ 107.95-00 ⇒ 108.30-35
GBPJPY = 129.25-30 ⇒ 129.85-90 ⇒ 130.20-25
EURUSD = 1.2930-33 ⇒ 1.2970-75 ⇒ 1.3010-15
（一部修正）
◇ 日経平均株価(11:00): 52.65△0.50％の10,563.33円。 TOPIX: 6.87△0.74％の933.81。