@21:45 ECB理事会 の「Refinancing tender 1.00％ で据え置き」に、ユーロは売られるものの限定的。
@22:30 トリシェECB総裁は記者会見 で、中東情勢やPIIGSの景気回復への配慮から、前回のインフレリスク警戒認識から目新しい発言をせず、「早期利上げ期待の後退」・「材料出尽くし」。 また、あすのEU首脳会議や米1月雇用統計を前にした持ち高調整の動きから、ユーロ売り先行。 ドル円は、ドルが対ユーロで買われるのにつれ上昇も限定的。
@22:30 週間新規失業保険申請件数 は改善も、「前回の反動」と見方は冷静で、むしろ今週の猛吹雪 “モンスターブリザード” を懸念。
@24:00 1月ISM非製造業総合指数 でいい数字が出るものの、高止まり感からドル円は下落。
@27:00 バーナンキFRB議長は講演・異例の記者会見 で、QE2の打ち切りに言及せず、円は対ドルで買い進行。
・・・ こんな “脚本” で今夜の欧米市場をシミュレートしたけど、もしもトップアクターたちがアドリブでストーリーを変えちゃって、この逆の演技をし始めたら、さっさとポジションを見切って、明日の演出に備えます(^_-)☆
╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(02日17:00)　⇒ (07:00)　⇒ (17:00)
USDJPY =　81.47-49 ⇒　81.50-55 ⇒　81.54-56 (81.49~70)
EURJPY = 112.72-76 ⇒ 112.60-65 ⇒ 112.62-66
GBPJPY = 131.70-75 ⇒ 132.05-10 ⇒ 132.35-40
EURUSD = 1.3835-37 ⇒ 1.3805-10 ⇒ 1.3811-13 (1.3785~1.3825)
◇ 日経平均株価終値: 26.00▼0.25％の10,431.36円。 TOPIX: 2.07▼0.22％の927.57。

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[03日昼のBlog]　―― 先読み! ユーロに「手仕舞い」誘発? ――
今年に入ってからのユーロドル上昇トレンドも、いよいよ終焉? ・・・ マーケットはECBによる “インフレ制圧” 観測を織り込むため、ユーロの買い戻しに邁進してきたけど、今夜のECB理事会をきっかけに、「材料出尽くし」・「あすの米1月雇用統計を控えた調整」 でユーロは売られる（?） って見方も(*’-^)☆
そもそもユーロが堅調に推移したきっかけを探るため、ブログでPlaybackしてみたら：
◆1月11日
・・・・・野田財務相が 「（外貨準備のユーロで）欧州安定基金（EFSF）債の2割超（1000億円規模）購入」 っていう「ユーロで円高阻止」（実質的為替介入）会見
◆1月12日
・・・・・ポルトガルの国債入札結果を “好感”
◆1月13日
・・・・・トリシェECB総裁が会見で「物価上振れリスクに言及」
・・・・・スペインの国債入札結果を “好感”
これらの“好材料”が、それまでの1カ月でユーロドルで売り持ち高が2倍にまで膨らんでた「手仕舞い」を誘発したことだったように思えるけど・・・
ユーロ買い戻しを支えてきた材料の鮮度もそろそろ落ち始めるころにも思えるし、今夜の「トリシェECB総裁記者会見」と「バーナンキFRB議長の講演＋異例の記者会見」で、マーケットの関心は異方向へ向かい始めるかも(^o^)／