「円売り介入!」G7が「協調」


G7財務相・中央銀行総裁の緊急電話会議で、「日本の復興支援」・「協調介入で合意」 … G7を受け、政府・日銀が昨年9月15日以来の「円売り介入」を実施! 円は一時的に急反落!
ただ、国連安保理は昨日、「リビア上空の飛行禁止区域設定を承認」(日経) と北アフリカ・中東問題は引き続き 「リスク回避の円高」 を誘発してることから、あとあとG7声明の効果は…?
また、きのうの日中、そして海外市場で円相場は落ち着きを見せてただけに、「G7後 = 即・円売り介入」 には違和感も。 しばらくは燃料等で輸入に頼るニッポンにとって、この水準・タイミングでの介入にどういった意味合いがあるのか? ちょっと疑問も。
ちなみに、16年前はどうだったか? ・・・ 「1ドル=79円75銭を記録したのは、阪神大震災が発生した直後の1995年4月。 そのときもG7は1週間後に開いた会議で『為替相場の秩序ある反転』を目指すことで合意。 その3カ月後の7月には日米が同時金融緩和とセットで協調介入を実施した「七夕介入」、8月には日米欧の協調介入に踏み切り、円高修正の流れをつくった」(日経朝刊・一部抜粋)
NY市場 ・・・ 円は、「円売り介入警戒感」・「米経済指標でいい数字が出て、米景気回復の期待」から株価上昇、長期利回りは上昇、そしてG7会議を控え、軟調に推移(USDJPY=78.48~79.35)。
ところで、昨日早朝の “円高記録更新劇” は、“特殊要因”(マーケットが薄い時間帯)のもとで、アクシデント的に起こってしまった円急騰! 逆に仕掛けた投機筋も、ゾッとする思いでトレードしてたのでは(?)
╋╋ NYK/Tokyo Financial Market Summary ━━━━━ ╋╋
     (17日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (09:58)
USDJPY = 79.21-22 ⇒ 78.85-90 ⇒ 81.20-25
EURJPY = 110.55-59 ⇒ 110.60-65 ⇒ 113.75-80
GBPJPY = 127.15-20 ⇒ 127.25-30 ⇒ 130.85-90
EURUSD = 1.3956-57 ⇒ 1.4020-25 ⇒ 1.4005-10
(一部修正)
◇ 日経平均株価(09:55): 263.16△2.94%の9,225.83円。 TOPIX: 20.64△2.55%の831.44。
◇ ダウ工業株30種平均終値: 161.29△1.39%(11,774.59)。 ナスダック: 19.23△0.73%(2,636.05)。 S&P500: 16.84△1.34%(1,273.72)。 FTSE百種総合株価: 97.88△1.75%(5,696.11)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近04月物終値: 101.42ドル/バレルと続伸。 金COMEX04月物終値: 1404.2ドル/tozと続伸。

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