マーケットは、なんと「次回4月7日・ECB理事会での0.25％利上げや、今後1年で4回程度の利上げを織り込んでいる」（日経）って、マジですか?!
・・・ もちろんその筋書き通りであれば、「スペインの銀行30行の格下げ」・「ECB当局者の利上げ牽制発言」、そしてあまりにもタイミングの悪い「ポルトガル首相辞任」などの悪材料に、惑わされながらのユーロ買いもいいけど、これで大ハズレともなれば、新年度入り早々に、再びマネーは円へ逆流も…!?
そんな危うさを秘めたユーロには、国債償還問題もクローズアップされそうで、もう一度ユーロにまつわる “不安イベント” を確認しちゃいます!
◇3月24-25日… EU首脳会議@ブリュッセル（欧州版IMFが正式決定?）
◇3月27日…… ドイツ各州で選挙（ドイツの支援負担の受け入れに影響）
◇4月15日…… ポルトガル政府が国債償還（入札予定日＝ 4/13）
◇4月30日…… スペイン政府が国債償還（入札予定日＝ 4/7）
◇6月中……… EBA「欧州銀行監督機構」（ストレステスト発表の可能性）
◇7月30日…… スペイン政府が国債償還
◇10月末……. トリシェECB総裁任期切れ
・・・ ちなみに、夕方の 2月小売売上高が弱い数字(*1)だったこともあって、ユーロポンド上昇につれて、ユーロドルには買い戻し ・・・ そして、 21:30 2月耐久財受注は前月比マイナス0.9％（市場予想・同＋1.2％） / 新規失業保険申請件数は38.2万件（同38.3万件）で、わずかにドル売りにブレも…?　このあとの気になるイベントは @26:00 米10年物国債入札。
(*) 前月比マイナス0.8％、前年比プラス1.3％（市場予想・同－0.6％、＋2.4％）
ところで、これまで何気なく聞き流してた「政府首脳」って、官房長官のことだったんですネ!　そして「政府筋」とは副官房長官 … 恥をさらしますが、TV朝日“雑学王”で知りました(*’-^)
╋╋　Tokyo/NYK Forex Market　━━━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(23日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (21:40)
USDJPY =　80.73-75 ⇒　80.90-95 ⇒　80.86-87 ⇒　80.90-95
EURJPY = 114.33-37 ⇒ 113.95-00 ⇒ 113.78-82 ⇒ 114.40-45
GBPJPY = 132.05-10 ⇒ 131.30-35 ⇒ 131.10-15 ⇒ 130.90-95
EURUSD = 1.4162-64 ⇒ 1.4085-90 ⇒ 1.4071-72 ⇒ 1.4135-40
（一部修正）