急ピッチな円安「ちょっと待った~あ」


超~緩和的な金融政策(もしかしたら、いま以上の緩和策)を続けざるを得ない日本。 それに対して、インフレ阻止のため “出口戦略” へ前のめり気味の欧米 ・・・ 「金融政策の行方 = 金利動向」 がマーケットの最大の関心ごとになっちゃって、円売りの優位性は歴然だけど、デイトレーダーには「ちょっと待った~あ」
「日本と欧米」金融政策のヴェクトルは180度違っても、今週立て続けに予定されてる米地区連銀総裁たちの講演で、「FRBによるQE2は、“継続? 転換?”」 を巡る発言が微妙なニュアンスになったら、急ピッチで進行した円売りの流れに調整が入るかも!?
まず「第1弾」のきょうは:(日本時間)
@22:05 アトランタ連銀総裁が講演
@22:30 シカゴ連銀総裁がパネル討議参加
@28:15 シカゴ連銀総裁がTV出演
・・・ そして “大トリ” でバーナンキFRB議長があす早朝(@8:15)に講演! 出口戦略に水をさす・金融緩和策の継続を示唆すれば、ドル円下落!
さて、朝方に発表された “再集計” の日銀短観で、「大企業製造業の先行きDIはマイナス2(再集計前はプラス2)と悪化も、震災や計画停電・自粛の影響を把握するには、次回の短観(7月1日)まで待とう」 って、マーケットは動意薄でしたね。
ちなみに、2011年度の想定為替レートは、大企業製造業全体では84.20円(昨年3月調査=86.01円)と円高を想定! 事業計画の大前提となるだけに、賢明な判断では!
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━ ╋╋
     (01日17:00) ⇒ (02日06:00) ⇒ (17:00)
USDJPY = 83.66-68 ⇒ 84.05-10 ⇒ 84.04-05 (83.99~84.40)
EURJPY = 118.41-45 ⇒ 119.60-65 ⇒ 119.54-58
GBPJPY = 134.45-50 ⇒ 135.40-45 ⇒ 135.60-65
EURUSD = 1.4154-56 ⇒ 1.4225-30 ⇒ 1.4224-25 (1.4214~1.4269)
日経平均株価終値: 10.50△0.11%の9,718.89円。 TOPIX: 2.87▼0.33%の859.75。

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