いつのまにか “80円台” であることに、違和感なく当たり前になってるドル円 ・・・ 決して円の魅力に取り付かれてこの水準まで「ドル売り／円買い」ってワケじゃない、ってことは誰もが知ってる（?）ことだけど ・・・ 「英エコノミスト誌（5月13日号）は中国の経済発展を扱った記事で、人民元（yuan）の記号を“￥” としてイラストに描いた ―― 『おそらく￥記号が注釈なしで元に使われた初のケース』（渡辺博史氏・元財務官）
―― GDPでは日本は中国に抜かれ、経済規模だけでなく、国際通貨の位置付けでも中国に逆転されるリスクが高まっている」（日経QUICK/一部抜粋）・・・ そんなちょっと悲しい記事を目にしました。 いまや “国際通貨” としての「円」の存在感は、風前の灯火?
・・・ 中国のお札を見ると「圓」（円）とあるし、アラビア語（?）らしき文字など複数の言語も印刷されてて、なんか国際通貨っぽいし、「日本国内の投資家の中にも “JPY円” に見切りを付け、人民元建て資産に運用を振り向ける動きも。 HSBCでは外貨預金で人民元預金がユーロを抜いてドルに次ぐ人気」・・・ 将来、「￥」が単に “CNY圓” を意味する表記で使われるようになっちゃったら、どうしよう!?　
さて来週は、日銀・金融政策決定会合（13-14日）が開催されるけど、どんな景気判断を示すんでしょうかね?　“通貨の番人” として、円買い材料を出してくれるといいんだけど … そりゃ無理ってものですか!?
余談です ・・・ 「香港の超高級住宅@ビクトリアピークの山頂に建つ戸建て住宅が香港の不動産取引史上、過去最高値で売却された。 売却価格は9万6千HK$／1平方フィート（＝1千万円以上／1㎡）、取引価格は8億HK$ ―― 同邸は、HSBCのトップ ⇒ 和田ヤオハンジャパン元会長（90年に17億円で購入） ⇒ 96年に60億円で売却 ⇒ 地元不動産会社が保有 ⇒ 今回の購入者は非公表」（日経/一部抜粋） ・・・ 不動産バブルは未だに健在のようですネ。