円と日本株の回復は「オアズケ」


期限切れ間近、ギリギリになれば物事落ち着くべきところに落ち着くものだけど、ギリシャ問題に関しては 「もしや」 の時間切れがありそうな雰囲気も…?
月初には、「ギリシャ+EU+IMF が “新たな歳出削減策(緊縮策)を実施する” という “条件” で、ギリシャ支援計画の1年間延長と追加金融支援に合意」 っていう報道が、ユーロの支援材料となって6月上旬は買い戻されたユーロ。
でも、肝心のギリシャ国内で “条件” に合意が得られず、「大連立協議も不調で、首相は辞任はせず内閣改造と続投に意欲表明」 とどこかの国の第2次補正予算案の対応を巡る混乱にそっくり(?)のドタバタ劇に、前日はユーロ全面安の展開! ・・・ ギリシャのデフォルトリスクを回避する動きで、「PIIGSの国債保証料率が上昇@CDS市場――ギリシャ, アイルランド, ポルトガルの保証料率は過去最高を更新」(日経)
・・・ こうなっては「リスク回避」から「株価が大幅反落+米長期利回り低下」でも、ドル円の81円乗っけ(81.08@NY)は致し方ないですネ。 円と日本株の回復は、補正予算の成立の見込みが出て、菅さんの退陣メドと日本の景気浮上が意識されるまで、オ・ア・ズ・ケ?! 
そして今日の欧州市場では、「ギリシャ」に何らかの進展は見られるか? ユーロ絡みにWatch out!
SWISS 16:15 Q1鉱工業生産
SWISS 16:30 SNB政策金利
UK 17:30 5月小売売上高
EU 18:00 5月消費者物価指数
US 21:30 新規失業保険申請件数 / 5月住宅着工件数 / Q1経常収支
US 23:00 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━ ╋╋
     (15日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (12:00)
USDJPY = 80.59-61 ⇒ 80.90-95 ⇒ 80.90-95
EURJPY = 115.82-86 ⇒ 114.80-85 ⇒ 114.80-85
GBPJPY = 131.85-90 ⇒ 131.05-10 ⇒ 131.10-15
EURUSD = 1.4371-73 ⇒ 1.4175-80 ⇒ 1.4190-95
◇ 日経平均株価(11:00): 80.17▼0.84%の9,494.15円。 TOPIX: 4.97▼0.60%の819.68。

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