USDJPY=80.02を付けてNY市場はCLOSE! ・・・ 80円割れは来週のお楽しみ! となったけど、Moody’sが「イタリアを02年5月となる格下げの見直し（現状Aa2）」発表するなど、ECBの利上げ不透明感も浮上、まだまだユーロ絡みで「円」も揺れ動きそう!?
メルケル独首相とサルコジ仏大統領は「ギリシャ問題の早期解決の必要性」で一致。 マーケットは好感し、株価上昇・ユーロも底堅く推移も、期待先行だっただけに、来週のイベントに合わせ、ユーロ相場はひと波乱もふた波乱もありそうですネ(*’-^)☆
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━ ╋╋
　　　　　(17日17:00)　⇒ (06:00)
USDJPY =　80.48-50 ⇒　80.05-10 (80.02~40)
EURJPY = 113.78-82 ⇒ 114.45-50、一時114.30
GBPJPY = 129.50-55 ⇒ 129.65-70、一時129.37
EURUSD = 1.4137-39 ⇒ 1.4300-05 (1.4251~1.4339)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 42.84△0.36％(12,004.36)。 ナスダック: 7.22▼0.28％(2,616.48)。 S&P500: 3.86△0.30％(1,271.50)。 FTSE百種総合株価: 16.13△0.28％(5,714.94)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近07月物終値: 93.01ドル/バレルと反落。 金COMEX08月物終値: 1539.1ドル/tozと続伸。

◇　◆　◇　◆　◇
[17日夜のBlog]　―― ユーロとＸは「いい勝負!」 ――
（略）・・・
「ギリシャのデフォルトは（国債償還費用をまかなえず）ほぼ確実」 ・・・ これ、グリーンスパン前FRB議長の前日の発言!　 現役の金融当局者だと本当のことは言えないけど、それに比べてズバズバと思ったことを言えるってのは退任した者の強みですかネ。 そして、辞めてもその言動がマーケットに影響を与え、存在感を示すっていうのは、ヤッパ “大物の証” ってものでしょうか?!
現役は? っていうと、 「延命・時間稼ぎ・先送り」 するばかりで、いっこうに 「ギリシャ問題」 で進展する気配がうかがえないのは、ユーロにとって不幸な話! ・・・ 日本でも小泉元首相の 「最も野党らしい野党として対応していくべき」 発言もあって、永田町の大連立構想はとん挫したようで、結果が出る “審判” は、ユーロが先か、永田町が先か?　いい勝負かもネ（?）
ところで、外国為替市況（*日次・日銀公表）で、16日のユーロドルのスポット取引の出来高は11,648百万ドル（前日15日は7,715百万ドル）と「2010年11月30日（11,795百万ドル）以来の高水準」（日経） ・・・ ドル円（8,325百万ドル）も上回る出来高で、円のマザーマーケットでも、ユーロのポジション調整は進んでるようですネ。
(*) http://www.boj.or.jp/statistics/market/forex/fxdaily/index.htm/
ちなみに、来週のイベントは重そう(*’-^)
・19-20日　EU財務相会合
・21日　　 ギリシャで新内閣信任
・21-22日　FOMC … 22日@27:15PM バーナンキFRB議長の記者会見
・23-24日　EU首脳会合