ユーロが「悪あがき」!?


欧州市場でユーロは、「悪あがき」とも見える “反発” を見せてますネ! ・・・ 連休明けの東京市場は、オープン前に 「イタリア国債の格下げ」 があってユーロ売りが先行。 昼には、ギリシャ地元紙が 「首相がユーロ圏にとどまるか国民投票を検討中」(日経) と伝えたことで、「これがユーロにとって、いい材料なのか、悪いのか?」 判断付かずに売り一服。
そして欧州市場では、昨日の反動もあって反発してる株式市場に引っ張られてユーロは買い戻され、今朝の為替水準に逆戻り! ・・・ でも、Dow Jonesが 「中国銀行が欧州の金融機関との通貨スワップ取引を停止したもよう」(日経) と伝えられたり、株価上昇も一服でユーロは重い展開になり始めて、為替相場は仕切り直し。
ちょっと気になる話題に、「欧州の債務問題に通貨先物市場が警告を発しはじめた ―― 対ドルでユーロの売越幅が1年3カ月ぶりの高水準。 短期金融市場では、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR・ドル3カ月物)が0.35%強(19日)と、7月末から0.10ポイントほど上昇」(日経QUICK)・・・ 「危うさをかぎ取るのにたけているのが、マネーの本性」 といわれるだけに、地震や台風と同様、早めに避難する “警戒感” には変化なし!?
ところで、土地神話なるものが崩壊して久しいけど、東日本大震災後初の地価調査・基準地価(7月1日時点)で、「全国平均の下落率は住宅地が前年比3.2%、商業地は4.0%だった。住宅地は20年連続、商業地は4年連続の下落」(YomiuriOnline)・・・ 確実に個人資産は目減りしてますネ! 日本の債務問題も、いつか大浮上しちゃいそう\(+×+)/
さて今夜の注目イベントは:
CAD 21:30 7月卸売上高 / 8月景気先行指標指数
US 21:30 8月住宅着工件数 / 8月建設許可件数
US FOMC(-21日)
EU 26:00 「ギリシャ+EU+IMF+ECB」 の電話会談
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━━━━ ╋╋
     (19日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:40)
USDJPY = 76.80-85 ⇒ 76.55-60 ⇒ 76.53-54 ⇒ 76.55-60、一時76.40
EURJPY = 105.10-15 ⇒ 104.75-80 ⇒ 104.60-64 ⇒ 104.80-85、一時104.90
GBPJPY = 120.85-90 ⇒ 120.25-30 ⇒ 120.10-15 ⇒ 120.20-25
EURUSD = 1.3680-85 ⇒ 1.3685-90 ⇒ 1.3668-70 ⇒ 1.3690-95、一時1.3720
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 142.92▼1.61%の8,721.24円。 TOPIX: 13.09▼1.70%の755.04。

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◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[20日午前のBlog] ―― BOX相場「さよなら」するドル円 ――
話し合いの場は次々とセッティングされても、具体的な解決策が出てこない欧州債務問題:
◆「ギリシャ+EU+IMF+ECB」 の電話会談は今日も継続
◆早朝、S&Pがイタリア国債を格下げ(A+ ⇒ A)
・21日 ECB理事会
・22日 G20財務相・中央銀行総裁会議 / BRICS財務相会合@ワシントン
・23日 国際通貨基金(IMF) ・ 世界銀行の年次総会@ワシントン(-24日)
・29日 ドイツ議会で 「EFSF(欧州金融安定基金)拡充」 の採決
こんな調子では、「財政赤字+雇用と消費の低迷」にあえぐ米国で、FRBがあえて2日間に延長した今回のFOMC(20-21日)で、予告済みの追加緩和策(*オペレーション・ツイスト=operation twistなど)が決定されても、いまのユーロドルの基調に変化は見られず、逆に 「すでに織り込み済み」 と 「ユーロ売り・ドル買い」 が加速するかも?!
そして 「ドル円」 ・・・ これまで1カ所に居座り続ける台風15号のように、あすにはFOMC(偏西風)に乗って 「ドル売り・円買い」 へ速度を早めるかもネ(^_-)☆
・・・ (略)

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