トロイカの策略か!ユーロ安誘導中?


昨日はギリシャ国会が緊縮財政策を可決したこともあって買われたユーロも、東京市場では週末に相次ぐ欧州での会合を見極めようと様子見モード! ・・・ でも、欧州債務危機回避に向けた包括案の決定(26日@EUサミット) が来週半ばにずれ込むなど、欧州問題の先行き不透明感から欧州勢は売り先行。
・・・ いったいEUサミットでEFSFの拡充策やギリシャなどの資金繰り支援はまとまるのか? 欧州のスピード感に欠く欧州問題の解決に向けた決定過程に、いまやマーケットは慣れっこ(?) になってる感じも(?!) そしてFitchの 「フランスの格下げ見通しナシ」 に、欧州市場で再びユーロに買い戻しが見られたりも…?
ちなみに、いまの欧州にとってユーロ安は深刻でない(輸出に有利な環境)だけに、ギリシャや債務問題解決のために、“IMF+EU+ECB” の本音は 「通貨 “ユーロ”」 を防衛するよりも、ドイツやフランスなどの経済が弱まらないような策略を模索・誘導中なのかも!?
・・・ 来週の欧州会合を巡って、“難航” と悲観的な見方が浮上すれば 「ユーロ売り」、逆に具体的で楽観的な見方が報じられれば 「ユーロ買い」 と、来週の前半にまた為替相場の山場が訪れそうですネ!
さて、このあとのイベントには・・・
21:45 ドイツ首相が講演
25:00 オバマ大統領が演説
26:00 ミネアポリス連銀総裁が講演
26:20 ダラス連銀総裁が講演
ところで、噂になってた「日本の“円高対応策”」は、「雇用対策+中小企業の資金繰り支援+住宅エコポイント制度の再開」など総額2兆円の「対応策」ってものでしたね┐(´.`)┌
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
     (20日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (20:00)
・USDJPY = 76.68-69 ⇒ 76.80-85 ⇒ 76.70-72 ⇒ 76.75-80
・EURJPY = 105.14-18 ⇒ 105.80-85 ⇒ 105.36-40 ⇒ 105.55-60
・GBPJPY = 120.55-60 ⇒ 121.25-30 ⇒ 121.05-10 ⇒ 121.45-50
・EURUSD = 1.3712-13 ⇒ 1.3775-80 ⇒ 1.3736-38 ⇒ 1.3750-55
◇ 日経平均株価終値: 3.26▼0.04%の8,678.89円。 TOPIX: 1.81▼0.24%の744.21。

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