昨日の外為市場はすっかり来週を向いてしまって、動きの鈍い為替レートに、秋の夜長をFXで楽しむには不向きな夜でしたネ。
その来週はビックイベントが目白押し! ・・・ トップ3をあげるなら:
①バーナンキFRB議長は「QE3(量的緩和第3弾)」をほのめかすか?
②第3代ECB新総裁・ドラギ氏の発言スタイルは?
③米国の10月雇用統計の数字は?
(1)①②では、二人の発言内容を市場がどう捉えるかによって、為替相場は勝手に動き出すだけに要注意ですネ!
(2)③は、米国のアキレス腱(財政赤字と雇用低迷)の一つだけに、悪い数字でも出れば、「QE3浮上」 とともに “ドル円急落 ⇒ 円売り介入” の上演があるかも!?
ところで、このところのドル安要因に、「新興国が自国通貨下落を食い止めるため、保有する米国債を売却しドルを確保し、自国通貨買い/ドル売りの介入」 した新興国の動きがあったようで、「各国中銀の米国債の保有残高は、8月末の2兆7524億ドルから2兆6699億ドル(26日時点)と4月中旬の水準に低下」(日経)してるとか!
・・・ さらに、「米国債から日本の円債にマネーがシフトする流れになれば、一段のドル安・円高の可能性も?」 っていう見方もあり、リスク分散による米国債相場の動向にもWatch out!
【1日】
10:00 10月製造業PMI
12:30 RBA理事会
18:30 7-9月期GDP速報
ドラギ新ECB総裁の就任
【2日】
25:30 FOMC
27:00 バーナンキFRB議長が記者会見
【3日】
21:45 ECB理事会
22:30 ドラギ新ECB総裁が記者会見
■ G20サミット(~4日@カンヌ)
【4日】
21:30 10月雇用統計
■ G20サミット