【追記】米10月雇用統計（労働省）　結果　　　　　　　（市場予想）：
・非農業部門雇用者数　＝　前月比＋8万人　　　（前月比＋9.5万人）
・失業率　　　　　　　＝　9.0％　　　　　　　（9.1％）
・民間部門雇用者数変化＝　前月比＋10.4万件 　（前月比＋12.5万件）
・製造業雇用者数変化　＝　前月比＋0.5万人　　（前月比＋0.2万人）
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ギリシャで始まりギリシャで終わる（?）バタバタした1週間でしたネ! ・・・ 最近の陸上競技では、フライングは “一発失格!”　 オリンピック発祥の地であるギリシャだけど、今回の “財政赤字削減策を問う国民投票” の実施表明に端を発したドタバタ劇は、どう見ても市場から “失格・退場” ものでしょう!?
ギリシャ騒動に振り回されたユーロ!　そして円売り介入に踊ったドル円はすっかり78円ちょうどに張り付く固定相場! ・・・ そうはいっても、動いてナンボのFX参加者にとっては楽しめた為替相場だった!?　んでしょうけど、円相場にセンスのない輸出企業は 「また円転のチャンスを逃してしまった」 とボヤいてるかもネ?!
ギリシャが国民投票を取り止めても、ユーロ離脱や無秩序なデフォルトが回避できても、なんらギリシャ危機が立ち去ったわけでもないし、ユーロを軸にした為替振動はまだまだ続きそうですね。
ともかく、ナイスなドラギ新ECB総裁の 「利下げ」 決断のおかげで、株価は前日から 「欧米⇒アジア」 続伸といい感じ! ・・・ もしも、市場の予想通りの “12月の利下げ” だったら、マーケットもこうは反応しなかったでしょうね。 わたし的には、すっかりドラギ新ECB総裁のファンになっちゃいましたo(^-^)o
さ～て、今夜の米10月雇用統計! ・・・ 「非農業部門雇用者数は前月並み、失業率は横ばい」 ・・・ っていうのが市場の予想!　前哨戦の週間新規失業保険申請件数やADP全米雇用リポートでいい数字が出て、“改善” が見込まれる今夜のイベントだけど、このパターンは “失望” につながる数字が出ることもたびたび┐(´.｀)┌ ・・・ これからのX’mas商戦につながる統計だけに、注目ですネ!
10月雇用統計（労働省）　市場予想　　　　　　（前回の結果）：
・非農業部門雇用者数　＝　前月比＋9.5万人　　（前月比＋10.3万人）
・失業率　　　　　　　＝　9.1％　　　　　　　（9.1％）
・民間部門雇用者数変化＝　前月比＋12.5万件 　（前月比＋13.7万人）
・製造業雇用者数変化　＝　前月比＋0.2万人　　（前月比－1.3万人）
・政府部門雇用者数　　＝　12カ月連続で減少　 （－3.4万）
さて、今夜はG20サミット（@カンヌ）の声明も気になるとこだけど、来週もユーロ圏財務相会合（7日）、EU財務相理事会（8日）の開催、バーナンキFRB議長の講演（9・10日）とユーロとドルをそれぞれ動意づかせるイベントが予定されてるだけに、週末のNY外為市場は短時間で振れる相場展開になるのかも!?
╋╋　Tokyo/London Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(03日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (20:38)
USDJPY =　78.05-10 ⇒　78.00-05 ⇒　78.04-06 ⇒　78.00-05
EURJPY = 106.70-75 ⇒ 107.85-90 ⇒ 107.70-74 ⇒ 108.00-05
GBPJPY = 124.10-15 ⇒ 125.15-20 ⇒ 124.95-00 ⇒ 125.05-10
EURUSD = 1.3670-75 ⇒ 1.3820-25 ⇒ 1.3800-02 ⇒ 1.3840-45
（一部修正）
◇ 人民元は中間値（基準値）1ドル=6.3165元と最高値更新。
◇ 日経平均株価終値: 160.98 △1.86％の8,801.40円。 TOPIX: 13.44△1.82％の752.02。