連立合意か!? 日本の財産「107兆円」は…


ギリシャは「今日中に連立政権ができそう。新首相も決まる見通しとの現地報道も…」(BS TBS) 明朝は「ユーロ買い」でスタート?

さて、きょうの日経ヴェリタスの 『知られざる国有財産の全貌』 といい記事で、「国会議事堂は土地建物あわせ “2001億9344万6710円”、約115万平方メートルの皇居は “2147億8225万2079円”」 っていう “値” が付いてる(*)ことを知りました。
(*) 財務相ホームページ「国有財産情報公開システム」

http://www.kokuyuzaisan-info.mof.go.jp/kokuyu/pc/start.html

「売買を前提にしていない、あくまでも参考価格」 とはいうものの、その他に 「道路や港湾、(先に話題になった)日本郵政やJT株など、もろもろ合わせての国有財産は “107兆円”―― さらに、日本の国土面積3779万ヘクタールのうち、国有地は877万ヘクタールと 『日本の4分の1は国のもの(その97%は国有林)』」 なんだそうです。

『それがどうした?』 って問われると、意味はないんだけど、FXを通してギリシャ危機をみてると、いつの日か、もしかしたらこれら “日本の財産” は、伸び盛りの国(新興国や未来的にはアフリカなど)に買い漁られちゃうかも?! って嫌な想像しちゃいました。

・・・ そんな日が訪れないことを祈ってるけど、キャピタル・ゲイン(capital gain)に課税してるようでは、そんな日が来ちゃうかも!?  そうなる前に、スタンプ・デューティ(stamp duty・印紙税)だけで株式や不動産取引 “OK” の税制を導入したらいいのに! そうすれば、日本も “金融センター” として金融市場はもっと活性化し、株価は上昇・税収も増加するんじゃない!? ・・・ っていう話題で、昨日の飲み会は盛り上がっちゃいました(^_-)☆


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[06日のBlog] ―― 「追加利下げ? それとも利上げ?」 ――
先週3日、サプライズな政策金利の引き下げで 「派手なデビュー」 を飾ったドラギ新ECB総裁! ・・・ 「12月にECBが示す景気の内部予測は “下方修正”」 と見通しを明かしちゃっての「利下げ」だったけど、初会見から読み取れたマーケットとの “ドラギ流” の対話スタイルを、日経ヴェリタスが解説してました。

◇自ら質問者を指さすトリシェ前総裁から、事務方が指名するドイセンベルク初代総裁の時代に逆戻り。
◇答えもコンパクトになり、会見のテンポが少し変わった。
◇「反語的な表現や逆質問のような答え方」 が特徴 ―― (たとえば)国債購入策については「条件付きの肯定」 ⇒ 野放図な国債購入はしないという厳しめの姿勢を見せながら、間接的に従来の措置を継続の意向。
◇ギリシャの国民投票(のちに撤回)を巡り、欧州各国首脳の「ギリシャのユーロ離脱」を視野に入れた発言に、「EU条約では、そんな事態を想定していない」と “シンプル” に、短い言葉で難しい問いをパッと突き放す。

・・・ 「柔軟に金融政策を操作する姿勢」を好感する市場関係者もいて、新ECB総裁として上々の滑り出しで初会見を終えたけど、これからの8年間でも、定例記者会見が待ち遠しかったトリシェ前総裁のように、マーケットをドキドキ・ワクワクさせてほしいな!

もうひとつ、先週はRBAの利下げ(1日)もあったけど、「メルボルン・カップとRBA理事会が重なって、英国風の華やかな飾り帽子をかぶった女性が街をかっ歩する中、飛び込んできた利下げのニュースは、経済界には好意的に受け止められた」(日経ヴェリタス)・・・ こういう文章って大好きです(^o^)/ ちなみに、ECBもそうだけど、次の政策金利の変更は 『追加利下げか、利上げか?』 市場の見方は真っ二つのようですネ!


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