ユーロはボラティリティでFXに寄与!


『かくして危機は続く ―― ひび割れる欧州、深まる市場との溝』 … きょうの日経ヴェリタスの特集の “独仏英” にまつわる論評は手厳しく、マーケットの期待値と一枚岩でない欧州の政治との距離感をなかなか埋められないのが “債務危機の構図の底流” と指摘してました。
・・・ EU首脳会議を終えても、『財政規律化 英除く26カ国で新条約合意 “いずれ形骸化” 市場は疑問視』 と期待に応えられない政治に、9日 「イタリアの5年物国債利回りは再び7%を突破。 市場関係者は “荒れる予兆” と受け止めた」 ようで、週明け・師走中盤のユーロ相場に注目!
「ユーロ圏には為替で経済力の格差を調整できない構造問題がある」とされながら、「通貨ユーロの流通が始まって2012年1月1日で10年」・・・ それでもユーロは、来年も為替相場の不安定さをリードしそうで、FXにとってボラティリティを大きくさせるなくてはならない通貨ですネ(*゚ー゚*)
もうひとつ、ちょっと面白い見方として、「ユーロ圏を一つの国としてみれば、今年の “財政赤字と公的債務” のGDP比の見通し」 は:
◇ユーロ圏: 4.1%  88%
◇日本:   7.2%  233%
◇米国:   10%   100%
・・・ EU首脳たちやECBが本気になったとき、また 『くすぶるギリシャ離脱の観測・新通貨が誕生?』 の次は、ドルや円が債務問題でマーケットの標的にされちゃうかも\(+×+)/

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