欧州市場で、ユーログループ議長の 「来週にもユーロ圏財務相会合を開催」 に、買い先行してたユーロも、NY市場に入って弱い米11月消費者物価指数で上げ渋り、EURUSD＝1.3085⇒1.2995、EURJPY＝101.80⇒101.12.
ダドリーNY連銀総裁が海外ソブリン債務購入に否定的な発言、そしてFitchが 「スペインやイタリアなど格下げも…」報道(*) やフランスのoutlookを 「Stable⇒Negative」 変更で、欧米の株価軟調、ユーロ売りが加速し、EURUSDは再び1.30割れ!
ただ、タカ派のダラス連銀総裁が追加金融緩和に反対発言などに為替相場は反転、引け間際にはMoody’sが 「ベルギーをAa3へ2段階格下げ」 も、「ドル売り・円売り」 の流れの中で今週はフィニッシュ。
さ～て来週は、X’mas・連休（薄いマーケット）相場へ突入! ・・・ しかも、格下げ／ドルの資金繰りリスクを意識しながら、 ドラギECB総裁の欧州議会発言（19日）、 日銀金融政策決定会合（21日）、 Q3GDP（22日）、 11月個人支出（23日） など、卯年で為替相場は年末まで跳ねていそうな予感(^_-)☆
・・・ ちなみに、12年前の1999年の円相場は：
◆USDJPY＝12月23日に最安値@101.33を付け、レンジ幅「23円42銭」（高値@124.75）
◆EURJPY＝12月6日に最安値@102.12を付け、レンジ幅「32円86銭」（高値@134.98）
そして今年はこれまで:
◇USDJPY＝75.32（10月31日）～85.53（4月6日）
◇EURJPY＝100.77（10月4日）～123.33（4月11日）
(*) 11月消費者物価指数は前月比±0％、前年比△3.4％（市場予想△0.1％・△3.5％）
(*) 「イタリアなどユーロ圏6カ国の長期債務格付けを2012年1月末までに引き下げ方向で見直す」
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━ ╋╋
　　　　　(16日17:00)　⇒ (07:00)
USDJPY =　77.88-90 ⇒　77.75-80 (77.62~90)
EURJPY = 101.39-43 ⇒ 101.45-50、一時101.12
GBPJPY = 120.80-85 ⇒ 120.85-90、一時120.43
EURUSD = 1.3019-21 ⇒ 1.3045-50 (1.2995~1.3084)
◆ NYダウ終値: 2.42▼0.02％(11,866.39)。 ナスダック: 14.32△0.56％(2,555.33)。 S＆P500: 3.91△0.32％(1,219.66)。 FTSE100: 13.51▼0.25％(5,387.34)。
◆ NYMEX原油先物WTI01月物終値: 93.53ドル/バレルと続落(▼0.34)。 金COMEX02月物終値: 1597.9ドル/tozと反発(△20.7)。