「CME（米シカゴ・マーカンタイル取引所）の通貨先物市場で、円の売り越しが7万9466枚（9900億円＝11月27日時点）と07年7月以来*の水準に積み上がった」（日経）・・・ 衆院選後の金融緩和を織り込む投機筋の円買い持ちポジション整理も一服して、実際の積極緩和導入まで 「円安が進む余地は限られそう」 っていう見方には、わたしも賛同!
(*) USDJPY＝6月: 121⇒123円／7月: 123⇒118円／8月: 118⇒111円台タッチ♪
ちなみに、米中の政治イベントが終わり、市場の関心はすでに “経済” に移ってるとか?!　“安倍トレード” だけに関心を寄せてると、海外勢に足をすくわれちゃうかも?
・・・ ってことで今週は、円売り過熱感もチョッピリ和らぎ、そのうえで恒例・毎月初の米11月雇用統計（7日）は注目ですネ! ・・・ ハリケーン被害で下振れ?　非農業者部門雇用者数は△9.0万人（10月△17.1万人）っていうのが市場のコンセンサス。
さらに、9日には中国の11月経済指標（消費者物価指数など）が控えてるし（11月PMI製造業は50.6と2カ月連続で50を上回る）、もちろん、4・6日のRBA/MPC/ECB理事会や3-4日のユーロ圏・EU財務相会合での小波乱にも期待(^_-)☆