前日の海外市場では、金融庁が業務改善命令*したS＆PによるイギリスのOutlook引き下げ（Stable ⇒ Negative）があっても、“財政の崖” 回避へ進展がなくても、モミ合いながら円売り(+｡+)~~
(*) http://www.fsa.go.jp/news/24/syouken/20121214-3.html
そしてきょうの東京市場でも、日銀短観（12月調査）で、大企業製造業DI＝▼12（市場予想▼10）と悪化、中国12月HSBC製造業PMI＝50.9（同50.8）に上海総合指数は△4.32％とあって、「いまはとにかく円売り」 っていうガンコな姿勢で臨んでるマーケットですネ!　ドル円は一時83.96タッチ。
・・・ これだけ過度な為替変動*による円安に傾いちゃうと、果たして選挙結果を受けての週明けの円相場は、シナリオ通りに円は「もう一段安」となるか?　材料出尽くし・利益確定が先行する「円の買い戻し相場」になっちゃうか?　読めなくなってきた(>_<)
(*) 11月14日（“解散表明” 当日） USDJPY＝79.90。 EURJPY＝101.72。 GBPJPY＝126.95。 日経平均＝8,664.73円。
ちなみに、大企業製造業の12年度通年の想定為替レートは、USDJPY＝78.90（9月調査＝79.06）だったけど、目先ドル円の上昇ターゲットは、まず第1関門の「84.18」（年初来高値=3月15日）、そして第2関門は「85.53」（昨年の高値=11年4月6日）になるのかな?!
このあと欧米市場では・・・
18:00　12月製造業PMI（市場予想46.6）／サービス業PMI（同47.0）
19:00　11月消費者物価指数（同・前年比△2.2％）
EU首脳会議
22:30　11月消費者物価指数（同・前月比▼0.2％）
23:15　11月鉱工業生産指数（同・前月比△0.3％）／設備稼働率（同78.0％）
╋╋　Tokyo Financial Market Summary　━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　 (12日17:00)　⇒ (07:00)　⇒ (17:02)
◇USDJPY =　83.51-52 ⇒　83.60-65 ⇒　83.65-70
◇EURJPY = 109.28-32 ⇒ 109.35-40 ⇒ 109.65-70
◇GBPJPY = 134.75-80 ⇒ 134.75-80 ⇒ 134.95-00
◇EURUSD = 1.3086-87 ⇒ 1.3075-80 ⇒ 1.3105-10
◇日経平均株価終値: 5.17▼0.05％の9,737.56円。 TOPIX: 1.83△0.23％の801.04, 4月27日以来の800台回復。
（一部修正）