とりあえずG20財務相・中央銀行総裁会議を乗り切った “麻生－黒田陣営”! ・・・ 日銀の金融政策に逆風が吹くことなくG20は通過ってことで、円売りに傾斜して来週へto be continued!
そして、米長期利回りは上昇、欧米株も反発し、さらにドイツ連銀総裁のECBによる利下げに否定的な発言で、一時ユーロ買い先行も ・・・ Moody’sに続いてFitchも英国を 「AAA ⇒ AA＋」 へ1段階格下げにポンド売り誘発もあって、つられてユーロドルは下落、クロス円も頭打ち!
「『伊、中道左派リーダーが辞意　大統領選出できず』―― イタリアの新大統領・4回目の投票でも過半数を占められず、中道左派を率いる民主党のベルサーニ書記長は、新大統領選出後に書記長を辞任する意向を表明」（47NEWS*）・・・ これで週明けのユーロ絡みで円売りも怪しくなってきた?
（*）http://www.47news.jp/news/2013/04/post_20130420050947.html
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　 　(19日17:00)　⇒　(06:00)
◇USDJPY =　99.31-33 ⇒　99.50-55 (98.95~99.69)
◇EURJPY = 129.81-85 ⇒ 129.85-90, 一時130.25
◇GBPJPY = 152.30-35 ⇒ 151.60-65
◇EURUSD = 1.3071-73 ⇒ 1.3050-55 (1.3048~1.3130)
◇NYダウ終値: 10.37△0.07％(14,547.51). ナスダック: 39.70△1.25％(3,206.06). S＆P500: 13.64△0.88％(1,555.25). FTSE100: 42.92△0.69％(6,286.59).
◇NYMEX原油先物WTI5月物終値: 88.01ドル/バレルと続伸(△0.28). 金COMEX6月物終値: 1395.6ドル/tozと続伸(△3.1).

【G20共同声明の要旨】
◇ 日本の最近の政策措置は、デフレを止め内需を支えることを意図したものである。　ユーロ圏では銀行同盟に向けた速やかな動き、金融市場の分断のさらなる縮小、銀行のバランスシートの継続的な強化を通じて、経済通貨同盟の基礎が強化されるべきだ。
米国は著しい赤字削減が達成されたが、バランスのとれた中期的な財政健全化計画に向けたさらなる進展が必要だ。日本は信頼に足る中期財政計画を策定すべきだ。
◇ 我々は通貨の競争的な切り下げを回避し、競争力（の維持・強化）のために為替レート（の切り下げ）を目的とはしない。あらゆる形態の保護主義に対抗し、開かれた市場を維持する。
金融政策は国内の物価安定に向けられるとともに、経済の回復を引き続き支援すべきだ。長期間の金融緩和から生じる意図せざる副作用に留意する。
（日経/一部抜粋）