重要イベントがなかった分、米株式相場では利益確定の売り優勢! ・・・ 米長期利回り横ばいで、円は堅調に推移（USDJPY=102.84~103.34, EURJPY=142.62タッチ）っていうNY外為市場!

目新しい材料も出ず、ウクライナ情勢（クリミア議会が「独立宣言」）や中国の景気先行き不透明感（金融システム不安＝デフォルト続々?）が引き続き意識されちゃった弱気なマーケットだけど、さて今日は ・・・ 余談 「外国為替市場の取引高＝5兆3千億ドル／1日」 ですって♪

08:50　1-3月期法人企業景気予測調査（前回・大企業製造業BSI＝9.7）／2月企業物価指数（市場予想・前月比△0.2％・前年比△2.1％）
09:30　1月住宅ローン約定件数（同・前月比±0.0~△0.5％）
14:00　2月消費動向調査（同40.0）／3月金融経済月報
17:00　スペイン中銀総裁が講演
18:30　1月貿易収支（同▼￡86億）
19:00　1月鉱工業生産（同・前月比△0.5％）
26:00　10年物国債入札 … 低調?
27:00　2月財政収支／ルー財務長官が議会証言

（一部修正）
◇NYダウ終値: 67.43▼0.41％(16,351.25). Nasdaq: 27.26▼0.63％(4,307.19), 昨年8月以来の4日続落. S＆P500: 9.54▼0.51％(1,867.63).
◇FTSE100: 3.93▼0.06％(6,685.52). DAX: 42.29△0.46％(9,307.79).
◇NYMEX原油先物WTI4月物終値: 100.03ドル/バレルと続落(▼1.09), 一時100ドル割れと2月14日以来の安値. 金COMEX4月物終値: 1346.7ドル/tozと続伸(△5.2).

【ウクライナ問題が世界を揺るがす3つのルート】
●地政学的要因
・クリミア半島の帰属を巡りウクライナとロシアの武装衝突
・ウクライナ東部にもロシアが軍事介入
・米欧とロシアの対立先鋭化
●ウクライナ・ロシア経済の混迷
≪ウクライナ≫
・通貨「グリブナ」急落
・外貨準備の急減
・債務不履行（デフォルト）リスク
・欧米による支援の遅れ
≪ロシア≫
・資金の国外逃避
・通貨「ルーブル」急落
・欧米による対ロ経済制裁
●エネルギー・穀物価格の上昇
・ウクライナ経由の天然ガス供給不安（EUの天然ガス3割がロシア産、その6割がウクライナ経由）
・ウクライナからの小麦・トウモロコシ輸出停滞
・ロシアからの原油輸出停滞
（日経ヴェリタス/一部抜粋/黒田日銀「欧米当局と危機感を共有」?）